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カテゴリ:美容辞典
夏は少しでも外にいると、日焼けして当然ですが、 一日で見るからに日焼けしてしまうのはやはり危険です
まず、強い日差しを受けると、皮膚では活性酸素などが生まれ、細胞を傷つけます。
そして傷ついた細胞からは様々な化学伝達物質が放出されて炎症反応が始まります。 日焼け直後の、皮膚が赤く腫れ上がるサンバーンという状態は血管内から体液が漏れ出して、皮膚組織に溜まる反応です。
こういう炎症反応が、刺激となり、表皮の基底層にあるメラノサイトが活性化し、 盛んにメラニン色素を作って表皮細胞に送ってしまいます。 これをサンタンと言って、サンバーンの後、肌が黒くなるのはこのためです
でも、人間の身体は修復する力をもっていますので、 炎症を起こすと、急速に表皮の細胞分裂がおこなわれ新しい細胞をつくってくれます。
そして傷ついた細胞は剥がれていきます。 日焼け後のポロポロ落ちる皮は、このためです。
だからといって、日焼けは美容上も健康上もやはり良くはありません 新しく作られた表皮細胞は、本来のバリア力のある角質層まではつくれない為、 皮膚は感想して硬く透明感のない状態になってしまいます
数ヶ月後には戻りますが、刺激を受けたメラノサイトの一部が活性化されたままだったりして、しみやくすみなどの症状が残ってしまう事が大人になると、、、多々あります。。。
日焼けの状態によって、ケアの仕方も変わってきますが、 後々おシミをつくらない為にも、予防はもちろん、早めのケアが必要ですね
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Last updated
2009.08.05 12:54:47
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