テーマ:我が町探索(114)
カテゴリ:カテゴリ未分類
前のブログで紹介した絵図だが、城下町絵図で
姫路城本丸の西に奇妙な建物が描かれている。 (本の折り目付近が、スキャンでもぼやけている ので、少し加筆した) 八天堂である。 現代では、写真で見るように、存在しない。(人 が歩いている付近に有ったのだろうか? ちなみ に右の石階段は東門登閣口) この副読本によれば、城を完成させた池田輝政 に、「呪いが罹るから、大八天神(?)を祀れ」 との怪文書(その手紙の写真が載っている)が届 き、輝政は慌てて創建したらしい。 約150年後(1761)の絵図に描かれているか ら、おそらく明治維新のとき、他の多くの木造の 建物とともに撤去したのであろう。 (7/20加筆) 副読本(姫路ーお城物語)を見ていたら、戦時 中の写真に、お堂のようなものが写っている。 おそらく、これが八天堂の変遷した姿だろう。 右にあるのは藤棚か。最初の建物は、そこまで 伸びていたのだろう。 戦後に取り除かれた経緯は、分からない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年07月20日 21時36分45秒
コメント(0) | コメントを書く |