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世界中の友人にあげて喜んでもらいましたが、 いよいよストックがなくなった。 ようやく同じものを蓼科で見つけたのですが、 一回り大きい「タバコ取り」しかない。 とにかくカラクリ人形そのもので伝統の職人技。 全く無愛想なおじいさんが一人でお店番をしていたのですが、 大晦日の今日は息子さんらしい。 思い切ってタバコではなく「楊枝とり」はないのですかと聞いてみました。 なんと! これをつくれる人はたった一人だったそうです。 私が30年前に買ったのもその職人さんが作ったはずだとのこと。 もう80歳をゆうに越えて作ってくれないので私も困っているのですよと。 店番をしていたのは父で94歳で一昨年亡くなくなりました、と。 怖い顔をしていたのは耳が遠かったからでしょう。 あれからでも、もう二年も時が経っていたのです! その80を越えた職人さんにいくつでもいいですから懐かしい「楊枝取り」を作っていただけないかと聞いてくださいよ、と頼みました。100個でも買います。 帰り道に陶芸の釜場にたちよりました。 こうしてああしてといつもながら、今日は大ぶりの瓢箪型花入れを作ってもらいました。 龍は瓢箪の中に吸い取られると孫悟空にあったのを思い出して。 私も陶土を少しもらって帰り、 紅白を聞きながら龍の香合二つと瓢箪の文鎮を作りました。 さあこれで私も歳を越します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年12月31日 23時45分06秒
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