[T-SQUARE]の記事一覧 | ハムエッグのおもちゃ箱<ブログ>

ちょっと遅くなっちゃったけど。

もう発売からしばらく経っちゃったけど、ちょっと張ってみる。T-SQUAREのオリジナルとしては36枚目の最新アルバム、企画ものも入れると何枚目なんだろ。僕のファン歴もすげー長くなったもんだ。時間旅行価格：3,045円（税込、送料別）T-SQUARE届くのが楽しみ

「Wonderful Days」T-SQUARE SUPER BAND

【送料無料選択可！】Wonderful Days ［SACD Hybrid］ / T-SQUARE SUPER BANDCD＆DVD NEOWINGT-SQUARE30周年記念アルバム。現メンバーの安藤さん、伊藤さん、河野さん、坂東君のほか、元メンバーの田中豊雪さん、和泉さん、則竹さん、須藤さん、宮崎さんが参加し、豪華なスクエアファミリーの共演が実現。このメンバーならたとえば則竹さんと坂東君のドラムドカドカバトルとか、田中さんと須藤さんのスラップベチベチバトルとかを期待してしまいがちだが、あまりあからさまなそういう共演はない。元々スクエアは、まとまった完成度の高いバンドサウンドを目指しているわけで、そういうの聴きたければライブに行くのが正しい楽しみ方であろう、と僕は、あくまで個人的に、思う。その代わりといってはナンだが、これらのメンバーの楽曲の中での絶妙なアンサンブルには本当に惚れ惚れするやっぱり特筆すべきは和泉さんと河野さんの鍵盤共演。曲を盛り上げる河野さんのセンスはいつもながら本当にすごいし、それに和泉さんの素敵なピアノが乗っかってなんとも言えない浮遊感と透明感あふれる美しいサウンドが聴く人を包み込んでくれるのだ。宮崎さんと伊東さんの共演もサックス2本のすごさ、と言うよりも二人で一つのメロディーを作り出す、と言う感じだ。もちろんドラムも、二人がそれぞれの役割をしっかりこなしつつ尊重しあっている、と言う空気がすごく伝わってくる。元々河野さんも坂東君もスクエアの大ファンだったのだから、きっと素敵な時間を共有できたんだろうな、と思う。個人的には、これに本田さんと松本さんが入ってくれたらいいのにな、と思わなくもないけれど、それについては、ま、今後に期待しようま、とにかく、旧メンバーを集めたからと言って懐古趣味的な内容ではないことだけは間違いなく、このメンバーが集まると、こんな素敵なものが出来るんだ、と言う現在進行形のミュージシャンたちの進化した姿を堪能できる内容だと思う。スクエアの長い歴史の中でスクエアを少し離れてしまった人もいると思うけれど、これは、スクエアファン経験者なら持っていて損はない一枚だと思う。---------------------------------------------【楽天ブックス】A Square Song Book　和泉宏隆和泉さんがT-SQUARE在籍時に提供した曲をピアノトリオでセルフカバー渋いぜえ意外と原曲の雰囲気を残している曲から、「あらら、またすごいアレンジしたもんだ」と驚きの曲まで、とっても楽しめる1曲だけ安藤さんの曲が入っているのが泣かせるぜぇ。現T-SQUAREファン、元T（HE）-SQUAREファン、スクエアに少しでも興味を持ったことがある方は必聴の一枚。【送料無料選択可！】VISUAL ANTHOLOGY Vol.2 / T-SQUARE【送料無料選択可！】VISUAL ANTHOLOGY Vol.3 / T-SQUARECD＆DVD NEOWINGT-SQUAREの過去の映像作品のDVD化。4枚1セットのボックス。2005年発売。シリーズで3作出ており、やっぱりIIとIIIが勢いも音楽性もとても充実して楽しめる。初のアメリカツアーのライブ「LIVE AT LOXY」や本田さんが加入した年のツアーを収めた「MEGALITH」、クラブサーキットのドキュメント「HUMAN」、他にもオーケストラとの共演やゲストとの共演「野音で遊ぶ」などなど楽しく貴重な映像がいっぱい名演奏はライブに多いのデス。スクエアファンなら是非一つでも持っていたい。

「A SQUARE SONG BOOK」　和泉宏隆

元T-SQUAREのキーボーディスト和泉宏隆さんがT-SQUARE在籍時に提供した曲をセルフカバーしかもピアノトリオで【楽天ブックス】A Square Song Book　和泉宏隆渋いぜえ意外と原曲の雰囲気を残している曲から、「あらら、またすごいアレンジしたもんだ」と驚きの曲まで、とっても楽しめるスクエアは昔からいろいろなアレンジでセルフカバーをしてきたけれどまたここに一つ、素晴らしい、新たな形のスクエアが誕生した、と言う感じだ。またこれだけアレンジして良さが揺るがないのは名曲の証し和泉節が炸裂している。1曲だけ安藤さんの曲が入っているのが泣かせるぜぇ。現T-SQUAREファン、元T（HE）-SQUAREファン、スクエアに少しでも興味を持ったことがある方は必聴の一枚。

「Re:ally?」というCDを買いました。

「Re：ally？」というCDを買った。mixiのコミュニティーでこのアルバムの存在を知った。なんとクラブミックスのオムニバスアルバムなのだ。もちろんクラブ系のCDなんて買うのも初めてだし、参加しているミュージシャンも、全然知らない。参加しているミュージシャンはクラブ界では有名な人らしい。で、何でこんなものを買ったのかというと、もう、僕のことを知っている人はもう予想がつくかもしれないけど、これがまた、T-SQUAREのカバーなのだ。でも、このCDの紹介を見ると、チラシ、オフィシャルサイト、ライナーノーツ、どれを見てもT-SQUAREのTの字もない。ライナーノーツの作曲者と出典アルバムの表記にその匂いを感じれるだけだ。理由は…知るわけない。なぜこの皆さんがT-SQUAREをカバーすることになったのか、その経緯は知る由もない。「どんなアレンジをしてもはまる曲は名曲」というのが音楽の定説だ。ビートルズのオーケストラアレンジ、モーツァルトのロックアレンジ、ディズニーソングに至っては民族音楽以外は全てのバージョンがあるんじゃないだろうか。T-SQUAREの曲は今まで自身によるリアレンジだけでなく、オーケストラ、ピアノソロ、コンテンポラリー（？）、ジャズトリオやビッグバンドジャズなど様々なアレンジをやってきて、そのどれもが美しく、カッコよかった。だから今回も、期待していたのだけど、かなりはまっていたよ。クラブミックスだから、原形をとどめないほどいじられている曲もあるけど、それにつべこべ言うのはナンセンスというものだろう。経緯はどうあれ、クラブ界の有名ミュージシャンがT-SQUAREのカバーに賛同してくれて、素敵なアレンジをしてくれたのもファンとしてはうれしい。「Re：ally？」、とっても面白いよ！おすすめ！

T-SQUARE「VISUAL ANTHOLOGY III」買ったよ～！！

T-SQUAREの過去のVHS・LD作品をDVD化して、4本セットで3セット同時販売する、というもの。THE SQUARE時代の80年代前半のものがI、THE SQUAREからT-SQUAREをまたぐ80年代後半のものがII、90年代から2000年にバンド形態を解消して安藤さんと伊東さんの二人体制になったまでのものがIII、である。今回僕が買ったのはIII。長いT-SQUAREファン歴で、気に入っている演奏はほとんどこの中に入っているのでね。中にはすでにDVD化されているものもあってそれは持っているし、VHSは持っている（当然!!）ので結局は全部かぶるわけだがそれでも買っちまったのは、劣化しないから。それだけ。それに、いちいち家族のテレビ使用状況を気にしながら応接間で見なきゃいけないことを考えれば自分の部屋のパソコンで引きこもって見れるのはありがたいんである。まあ、もとから中身はあまり期待していなかったけれど、でも、まあ、なんと言うか、せっかく長年待ち焦がれたDVD化だし、こんな時代だし、映像もきれいにして、せっかくだから音声もサラウンド対応なんかにして、「なんかつい最近の映像みたいじゃね？！マジすげくね？！」なんて言葉のひとつも発してみたいなあなんて淡い淡い、まあ恋に恋する乙女のような期待を抱いていたりもして、でもねぇ、まあねぇ、そんなことないよなあなんて大人な勘も働いたりしてはいたのだが、幸か不幸か、その勘が当たった。映像はVHSとあまり変わらない感じで、マスターがもう劣化しているんだろうか。音声も特に良くなっているわけではなく、普通のステレオ音声だった。久しぶりに新日本フィルとのジョイントを見たけど、これすごいな、やっぱり。今までVHSで何度も見たのに、改めて見て、その素晴らしさに今まで感じなかった感動を味わった。これすごいよホント。この4本はどれも素晴らしい、お気に入りの演奏ばかりだけど、もう時代も変わり、同じメンバーでのライヴは二度とない。僕は、この4本のライヴのうち3本は、現場（もしくは同じライヴの別会場）で生の演奏を聴いていた。温故知新、と言うと大げさだけど、この時代があって今あると言うことを強く感じた。そして、だからこそ、これらの演奏をリアルタイムで体験できて本当に良かった、と思っているし、劣化しないメディアで発売されたことがとてもうれしい。

DVD「LIVE PASSION FLOWER」

2005年に久しぶりに行われたT-SQUAREの全国ホールツアーの最終公演の全曲を収録している。まず感じたのは、これはずーっと前から思っていたけど、とにかくT-SQUAREというバンドはライヴ映えするバンドだ、ということ。アルバムの「PASSION FLOWER」はあまり好きではなかったけど、このDVDを見て好きになった。スクエアの楽曲はメロディーがシンプルなのが多いから、CDで聴くとちょっと映えない曲もあるのだけど、ライヴだと、シンプルだからこそ、小技が効きやすく、生音の迫力が増すんである。やっぱり楽器を奏でる人の姿はかっこいいもんである。旧曲は演奏者が変わっているんだから変化が起きているのは当然で、「なぁるほど」というのもあれば「あれ？」というのもある。古くからのファンは好き嫌いが分かれるだろうと思う。でもこれを見てやっぱり思ったのは、少なくとも僕は、「誰が演奏してもスクエアはスクエア」という昔からのスクエアサウンドを求めているんだなあ、ということ。2000年のバンド形態解消以降、僕なりにつかず離れずで見守ってきたけれど、やっぱり行き着くところはここなんだな、と。そして、坂東慧というドラマー。まったく何なのだこの人は。ちょっと信じられない。テクニックは下手なプロよりも数百倍はあるだろうし、作曲のセンスもいいし。レギュラーグリップであれだけの音を出せる人はなかなかいないだろうし、さらにマッチドグリップも使い分けてるんだこれがまたビックリした。すげえなあまったく。あとはソロのバリエーションを増やして、間を作ったり物語性を出したりすればもう宇宙人である。エート、21歳か。エート、こんな21歳も、いるんだ。世の21歳の連中に見せてやりたい。そして何と言ってもサポートメンバーの田中信吾のベースが素晴らしい。サポートでありながら、スクエアサウンドを忠実に再現し、さりげなく自己主張する。フレージングやテクニックがスクエア向きだと思うんだよな。Bass&DrumsDuoでのソロなんて、田中豊雪さんと須藤満さんのいいところをピックアップしたみたい。お洒落でエネルギッシュなベースの魅力を堪能させてくれる。音色もまた然り。助演賞決定。T-SQUAREに「安定」を求めるのはナンセンスだ。今、新しい時代を迎えて、また新たな、そして伝統的なサウンドが生まれて、それが大きなエネルギーになっていることがこのDVDを見るとよく分かる。「むかしはすきだったんだけどなあ」などと言う古くからのファンはこのDVDを見て、聴いて、感じて、ファンを続けるかのかどうか、決めるといいと思う。相変わらず伊東さんのソロが盛り上がらないことと坂東君の音色と、レギュラーグリップのときにスティックをスネアのヘッドに押し付ける奏法が個人的にあまり好きではないことが多少の不満ではあるが、些細な事なのだよそんなことは。ホント。

ライヴDVDを見る。

T-SQUAREの演奏の中でも、「何度でも聴きたい」と思う演奏は実はライヴビデオやアルバムに多くて、昔から結構MDにダビングして電車の中で聴いていたりするわけだが2003年9月に野音で行われた25周年記念ライヴDVDの中にもそんな演奏がいくつかある。パソコンを新しくしてHDDに演奏を保存できるのでそれをやってみようと思っている。でもまあそうするとパソコン本体で再生している音をパソコン本体で入力する、というへんてこなことになるわけだがそれはまあしょうがない。面白そうなのでやってみよぅっと！特にこのDVDは今後あまり演奏されなそうな曲があったりいずれにしてもこのメンバーではもうやらないだろうということでかなり貴重な音源だ。映像的にはカット割りに不満が残るもののファンなら持っているべきものだと思う。ライヴビデオやDVDって食わず嫌いしている人もいるみたいなのだけどぜひお勧めなんである。ちなみにお勧め演奏は'88「LIVE AT LOXY」'91「MEGALITH」の「真夏のためいき」「Bass&Drums Duo」'96「野音で遊ぶ」の「MISS YOU'88」'98「フェアウエル＆ウェルカム」の「BAD MOON」などなどである。きりがないのでこれぐらいにしておく。食わず嫌いしている皆さんは、どれでも一つ買ってみればきっと新しい世界が開けると思うよ。