|
テーマ:気になったニュース(30259)
カテゴリ:心
近頃、怒りの沸点の低い人が多くていけません。
せっかくの楽しむための場で暴力とは、なにやってんだかな、おバカさんだな、と思いました。 しかし
もう小学生のケンカじゃないすか。 それにしても、他人様を指さして笑うとは。 殴られて当然とは言いませんけど、同様におバカさんだな。 やはり幼少の頃の躾っていうのは大事なのだと改めて思い知らされます。 しょっちゅう「失礼だから、人に指をさすんじゃありません。」と言われたものです。 そりゃ世の中にはいろんな人がいますから、ビックリしたり笑いそうになることも多々あるでしょう。 私も美容部員をやっていたころ、3,150円のメイク用品の支払いで「20回払いで。」とカードを渡されたときはかなりビックリしました。 しかし、「今月は限度額ギリギリガールズなので3,150円でもキツい」のかもしれないし、なにかの罰ゲームでやらされているのかもしれない。どちらにしろなんらかの事情があるから20回なのです。そしてそのご事情は販売員には一切関係ありません。 ですから、「この階にトイレありますか?」とか聞かれたときと同じくらいの笑顔で「20回払いですね。かしこまりました。」と返すのが当然なのです。 間違っても 「(客が)利息払ってまで毎月157円支払いの分割を希望した。指をさして思わず笑っちゃって。」 なんて絶対ダメです。 そんなことを口にした暁には、大クレームを食らい出入り禁止です。 これは「店員」としての立場ではありますが、同様に一般人vs一般人であってもある程度心遣いってのは必要でしょう。 実際に、ニキビ痕治療で顔にキズパワーパッドを貼ってマスクの横からはみ出てる人や、オバサンストッキングを履いたOLも外を歩いているわけです。 万一そういう人に出くわしても、でかい声で「あぁ、オバサンは普通に履いてるよ。若い子は履かないけど。」とか思ったままを言ってはダメです。 私かて、あぁグッとグッとこらえて「なんだとー?オバサンズボン履いて、バッグに大きなカッパのぬいぐるみキーホルダーつけてる人に言われたくないです!キー!」と喉まででかかったセリフを全力で飲み込んだんですから。 仮にこれを言ってしまったら 「なによー!そっちこそダサい格好しやがってー!」 「ムキー!まともな格好してから人の格好にいちゃもんつけろー!」 と取っ組み合いにもなりかねません。 このエスカレートの例からも「私がそう思ったから」というのは、そのまま口にしていいというご老公様の印籠にはなりえないことがよく分かります。 思ったことや事実をそのまま伝えるというのは、確かにウソではないけど人間関係の決定的な亀裂となる残酷な行為であるケースもままあるのです。 だからダメなんです。 それでもなお 「だって本当のことだもーん。」 「思ったことを素直にそのまま言ってなにが悪い。」 なんて方が万一いるのであれば、そいつらを全部口にしてみたまえ、と言ってしまいたいです。 3kgのボウリング玉じゃなくても、いずれなんらかの形でいらぬ災いが降りかかってくると思います。 しかし、事件にまで発展したものにしても身近なトラブルにしても、人の気持ちを微塵も考えていないことが諸悪の根源のような気がしてなりません。 江戸しぐさの真逆が横行しています。 文明の利器もいいですけど、アナログな人同士のつながりがどんどん希薄になっているんでしょうな。 ああだこうだと言っている自分も気をつけなくては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[心] カテゴリの最新記事
|