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テーマ:大人のニキビ(444)
カテゴリ:ニキビ・ニキビ痕
先日、えらく久方ぶりにレーザーを受けてきました。
種類はブリッジセラピーアンコアで、totalでした。 ブリッジセラピーの概要としては、このように把握しています。 CO2レーザーでありながら従来の面で削るものとは違い、細かい点で穴を開けて正常な部分を残しつつ回復させるというフラクショナル理論に基づくレーザーです。ダーマローラーも同理論ですね。つまり「点で支えるムアツふとん」です。 そうしますと約40年も前から先取りしていたムアツふとんは、云わばフラクショナル理論の先駆者ということです。 フラクショナルレーザーとしてはこれまでにもフラクセルなどがありましたが、今回ブリッジセラピーを選んだ理由はこんなところです。 1:今までの熱変性とは違い、穴部分を無にしてしまう蒸散であること 2:フラクセル2の4倍ほどの効果という触れ込みで、且つネットでもそこそこ評判がいいこと とり急ぎ、今回は施術当日の様子を書きたいと思います。 ◆問診 問診表に基づいて、治療目的および気になる箇所等を確認した後、ダウンタイムについて詳しく具体的な説明を受けました。 先日の「ベストハウス1・2・3」を見ただけだとすれば、魔法のようなものだと思って訪ねてくる人がいても不思議じゃない内容でしたしな。 同意書に沿って、かなりの滲出液、当日のジンジンくる痛み、最長半年ほどの色素沈着があることなど、副作用について説明がありました。 当方ある程度ダウンタイム慣れしているので「すでに覚悟はできている感じですね。では1週間ほど会社を休んで?」とすんなりと確認は済みました。 「いえ、内勤なのでマスクしてそのまま仕事行きます。」と答えたら、マンガみたいな「・・・・・。」という反応をいただきましたが、いや内勤だったら出勤するだろう。有給なくなってしまうではないか。 また、今までの施術履歴も確認されました。クリスタルピーリング、クールタッチ、クールタッチII、Qスイッチヤグ、CO2レーザー、TCA、ダーマローラーと、辻本清美氏に施術のデパートと揶揄されそうな問診票に「なるほど、それでは色々やってこられたけどあまり効果がでなくて、今回は・・」と言われました。 「アハハハ、これでもかなりマシになってきてはいるんですけどね。」と自虐的に返しつつも、客観的な意見が聞けるのはありがたいことだと思いました。知り合いだと気を使ってお世辞を言ってくれるので、なかなか実態がつかめないのです。 彫刻刀で消しゴムを削ったような角ばったクレーターや深いアイスピックと対峙してきたため、浅い皿型集団にまでこじつけた今とでは、自分としてはかなりの違いを実感しています。 ところが、凹み肌を所有したことのない人からすれば、今現在の肌も施術の効果が見られない野ざらしクレーター肌に映るということです。 ダウンタイムもCO2レーザーにしては短いというだけで、あるにはあるので多少の躊躇もあったのですが、上記のやりとりで躊躇は東の海上へ抜けました。 ◆施術の準備 【洗顔】指定されたクレンジングと洗顔料で洗う。 【麻酔】エムラクリームのような軟膏と、さらに両頬にブロック麻酔注射を打ち、45分放置。 待ち時間にはメニュー表から好きなお茶を選べて、雑誌も渡してくれます。のりピーの記事を読んでいたらあっという間でした。 【洗い流し】再びクレンジングと洗顔で麻酔軟膏を洗い流す。 ◆施術 レーザー治療室に通され、施術台に寝て濡れタオルで冷やすこと10分ほどで女性と院長がご登場。院長は出力と照射範囲指定した後、私に色素沈着しやすいか確認し、広いクレーターを見てここはアブレーションしたんだね等言われました。 実際、施術したのは女性でした。deep出力15→active のtotalです。 今にして思えば、事前にdeepだけなのかtotal(狭く深いdeepと広く浅いactiveの組み合わせ)なのか、説明を受けませんでしたな。 まずはdeepからです。 問診では相当痛いと言われていたにもかかわらず、どう考えても全然痛くありません。 顔に蚊が止まってたのかと思っちまったぜ、と心の中でつぶやいたほどです。 深いレーザーでこれなら、もう広く浅いactiveなんぞ昨日の朝飯前だなとタカをくくっていました。 ところがどっこいactiveはなかなか痛い。 広い直径でもって表皮を削るイメージなので痛いのだとか。面積が広ければ広いほど痛点を刺激する確率も上がるので、痛いのは自明の理ですね。 さらに待ち時間のジャスミン茶がいい感じに下がってきていたのも手伝って、active一発目は危うくチビるところでした。それでも、痛さのレベルが把握できればなんとか我慢できるレベルです。 30分ほどでレーザー終了。 湿らせた顔型マスクに粘りのあるパックを重ねて10~20分ほど鎮静。 拭き取り→軟膏塗布→肌色サージカルテープで保護→終了、という段取りでした。 テープ顔 赤さレベルと顔でジンジン脈を打つ感覚は、自宅ダーマローラーと同じくらいの印象です。 ◆処方された薬 トラネキサム酸 1/1回 シナール 3/1回 毎食後1日3回 色素沈着予防ですね。 荒れたとき用の軟膏も処方されました。 ◆帰宅後 当日はシャワーのみ解禁でサージカルテープはその際にはがせばよいとのことでしたが、まもなくテープの間からエキストラバージンオリーブオイルの一番搾りと見まごうばかりの黄金色した滲出液があふれ出しました。これは臨界状態です。もはや放置というわけにはいきません。 そこで、指示通りテープを湿らせて刺激を軽減しながらはがし、その後勝手に湿潤療法体制に移行。 施術2時間半後 アップ これから全面を覆っていきます 体は、せっかく回復させようとジャンジャンバリバリ滲出液を出しているのですから、それに応えない手はございません。 約5時間後キズパワーパッドの様子を見ると、全面あますとこなく滲出液が染みてコラーゲンのようにプルプルしており、非常に気持ち悪いです。 女子高生がお父さんのパンツをつまむような手つきで捨て、水洗い後に抑えるように水分を吸い取り貼り直しです。 夜です。昼間より赤黒くなっております。 この時点ではまだ水洗いだけでも浸みてピリっとした痛みを感じますが、ジンジン顔で脈を打つような鈍い痛みについてはピークを越えました。 翌朝はインフルエンザ予防ルックで出勤です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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