はもる？別館

チケット入手超困難の公演「１２人の優しい日本人」を見てまいりました。
お声をかけていただいたお友達に大感謝です！

とりあえず、キャストが超豪華でした。
陪審員１号・・・浅野和之さん
陪審員２号・・・生瀬勝久さん
陪審員３号・・・伊藤正之さん
陪審員４号・・・筒井道隆さん
陪審員５号・・・石田ゆり子さん
陪審員６号・・・堀部圭亮さん
陪審員７号・・・温水洋一さん
陪審員８号・・・鈴木砂羽さん
陪審員９号・・・小日向文世さん
陪審員１０号・・・堀内敬子さん
陪審員１１号・・・江口洋介さん
陪審員１２号・・・山寺宏一さん

活躍中のかたばっかり！！！
三谷作品の常連さんばかりですよ
作品自体はご存知の陪審員制度のシチュエーションコメディなんですが、
ほんと役者さんの力量がすばらしい。
あの緊張感を１２５分。台詞かんだりするのもぜんぜん気にならないんですよ、生瀬さん！(笑)
かえって臨場感があって、ライブでこれを見ることの喜びを感じました。
開演前に三谷さんの前説があったんですけどそれがとってもおもしろかったです。
「長い緊張感の続く、疲れる芝居ですがやってるほうはもっと疲れます。」とか「お客様の反応を見て、笑いの足りない部分や、逆に笑いが大きすぎて大事な台詞が聞こえなくなってしまうところなど調整する」といった話をされてました。
あ、あと陪審員制度についての豆知識もお教えいただいて、とってもためになる前説でした(笑）
なにより、思いっきり笑いたいところで笑ってくれぇ～っていうのがつたわってきたので、とてもリラックスして観劇できました。
もう、家にいてくつろいでみているかのように声をあげて手をたたいて笑えたのでほんとに楽しかったです。

各キャストちょこっとずつコメント
浅野さん・・・ストレッチしてたのが面白かったです。
生瀬さん・・・すごいっ。迫力が必要な役ですが、ほんとにすごい迫力。
最後の最後の脱力したところとかなんともいえない気持ちにもってかれました。
伊藤さん・・・プリンアラモードがある意味すごい似合ってた(笑)
筒井さん・・・ＴＶで見たことある人だよぉ！(笑)純粋で頑固というとても性質の悪い(笑)役でしたけど、キャラぴったり。あの純朴な雰囲気がよかったなぁ。
石田さん・・・いい味出してました。きりりとした隙のない女性をがんばって演じているちょっと性格のきつい女性というのがこれまたぴったり。
堀部さん・・・いやな奴って感じの役でしたがなかなかよかったです。いやだなぁって表情が頭から離れない(笑)
温水さん・・・もう、インパクト大賞ですよ。ベタな顔芸(笑)、キャラ、演技。どれをとってもおかしくって、もう笑わせていただきました。
鈴木さん・・・雰囲気がとても好きな女優さんなんです。キャラもあっててとてもよかったです。せわしない感じの役だったのでがんばりすぎちゃってるなって思えるところがあったんですがやはり初日あけてすぐだからですかね。でもこの人もうまいなぁ。
小日向さん・・・一度舞台で見てみたかった人ですね。すっごいよかった！
ドラマで見る雰囲気とはまた少し違ってて、新鮮でした。頭が良くて、ちょっと嫌味のあるキャラがとてもはまってました。
敬子ちゃん・・・かわいかった！！おばちゃんワンピースがこれまたかわいい。おどおどした動きも、台詞まわしもかわいい。こちらもキャラはまってました。
江口さん・・・ＴＶで見たことある人だよぉ！！！（ＰＡＲＴ２・笑）初舞台とのことでしたが、後半の見せ場きっちり存在感出してがんばってました。あ、あと文句なしにかっこよかったです。
山寺さん・・・職人ですね。状況判断のできる仕切り屋キャラ、はまってました。

ていうかほんとみなさん、すごいっ！
そして、三谷さんナイスキャスティング！
ストーリーの展開も構成もさすがで飽きさせないし、引き込まれるし、大笑いできるしで大満足でした。

プレビュー明けはもっとすごいことになるのかな。
これから観にいかれる方、楽しんできてください♪