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昆虫倶楽部リターンズ 岡山矢掛編

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2020/10/19
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2019/10/27 俺たちプロレス軍団 美星大会

第三試合はそもそも当初はジェリーK選手とグリーク選手のシングルマッチだった



撮影中一陣の風が左肩をなでてリングの上へと抜けていく気がしたと思ったら
きちがいピエロが乱入していた




誰?



あー

スコヴィル選手

この日は10/27 フライングハロウィーンというではなくカードに入っていなかったことに実力行使で抗議に来たと言ったところか・・・







クリストファー・ノーラン監督作品のバットマンのあれ、ジョーカーみたい






急遽乱魔選手も加えたタッグマッチに変更となり試合再開



再試合
第三試合

グリーク スコヴィルvsジェリーK 乱魔

怒りのジェリーK選手ゴングと同時にグリーク、スコヴィルふたりまとめて場外に叩き落し







ふたりまとめて駆逐の勢い



怒りは収まらず












しかし場外はやはりジョロキアに有利か



リング上でも鬼っ子スコヴィルが調子を上げていく









それにつけてもスコヴィルの存在感
ヒールレスラーとしての完成度の高さに舌を巻く
WWEのヒールと比べてそん色を感じないパフォーマンス
撮影者なら掴まれるも道理の魅力尽きない被写体だ


写真でわかるとおり照明設備のない体育館でストロボを焚いての撮影

にもかかわらず光を射抜く紅い眼の強さしたたかさ

これがヒール

これぞ、ヒール

醜悪の権化のはずのヒールレスラーに息が止まるほど魅了される感覚は2016年新宿FACEで開催されたTARU自主興行で藤原純友が錨を肩に形を決めたとき以来 二人目






助っ人に参入した乱魔選手だったが、グリーク、スコヴィルの息の合ったコンビネーションプレイに翻弄され苦戦強いられる








グリーク選手
インディプロレスにもいまやこれほど体格にも恵まれ鍛え上げた体の男を久しく見ない気がする
なんという個性
なんという迫力




試合はジョロキア勢の一方的な展開へ





まだ勝敗が決したわけでもないというのにこのたたづまい






乱魔選手を捕まえて離さずジェリーK選手の出番を許さない







非日常空間だけに存在を許されたあだ花、ヒール
それがゆえにプロレスファンを魅了してやまぬ、悪の華



いわばその悪の華の芳香を胸いっぱいに吸い込んで酔いしれることのできた試合
だが乱魔選手にとっては受難以外のなにものでもない




















乱魔選手、最後の力を振り絞って脱出  

満を持してジェリーK選手が飛び込んでくる





待ち受けていたのがグリーク
















グリークが凄まじいまでの強さを鼓舞

スコヴィルもなぶる



これには激怒のジェリーK選手

スコヴィル選手の体をあり得ない角度に捻じ曲げる






救助に来たグリークも一瞬ひるむ









乱魔選手再び足を取られる









助けに入ったジェリーK選手もスコヴィルの逆襲に遭うが
ここは返り討ち










鬼神グリークが怒涛の勢い嵐のように乱魔を沈める












終わってみればなんと14分44秒 ほぼ15分






決まり手はリストクラッチ式グリークドライバー




ヒールのだいご味 非日常空間を堪能の、サプライズマッチ

暗がりで薄笑いを浮かべる男




映画の役者のように鮮烈なる個性






捉えたつもりが囚われたのは、こちらのほうかもしれない













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Last updated  2020/10/20 02:20:25 PM
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