栃木の花旅

急に思い立って福島県南郷村（旧）の駒止湿原に行ってきました。
白河まで高速を利用して去年開通した甲子道路を使ったドライブも実に快適、さわやかな空気、周りを取り巻くみどりの山々、そして、煙出しのついた赤いトタン屋根の多い風景に「みちのく」を感じました。

数年前に行った駒止湿原は「ワタスゲ」の真っ盛りで、白いふわふわの絨毯のようでしたが、今回は「ニッコウキスゲ」の黄色と「ヤマドリゼンマイ」の緑の 明るい夏の色合いでした。

　　　　　

　　　　　


「サワラン」や「トキソウ」、「ツルコケモモ」などが、湿原にばら撒かれたように、たくさん咲いていました。

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　サワラン

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　トキソウ

二つ目の湿原には「ハクサンシャクナゲ」がたくさん花をつけていてとてもきれいでした。
今年はシャクナゲの当たり年だったのでしょうか？

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　ハクサンシャクナゲ

三番目の湿原には「モウセンゴケ」がたくさんありました。　そこで、花の咲いたものはないかと探していると（残念ながら花はもう少し先だったのですが・・・）、モウセンゴケに虫が捕まっているところを見つけました！　食虫植物だという証拠が見られて面白かった～！

　　　　　
　　　　　　　　　　↑　モウセンゴケ


もうひとつうれしかったのは、帰り道で「オニノヤガラ」を見つけたこと。
たった一本でしたが、ここにあるのを今まで全く知りませんでしたよ。

　　　　　
　　　　　　　↑　オニノヤガラ