みっちゃんの日々是好日

１２日の夕方、母からの留守電に「おばあちゃんです」とだけ入っていた。
実家に電話をするとヘルパーさんが出た。

昨日からめまいがして吐き戻し、今日は近所の人の付き添いで病院へ行った。
診察によると身体の左側が冷たく傾いてしまう。血行が悪くて血圧もかなり高かった。
現在は寝ているが、今度は血圧が低過ぎる。

これを聞き、急ぎ孫を保育園から引き取って来てから、留守を主人に頼んで家を出た。
翌日は通院に付添った。さいわい手押し車を押して歩いて行く事が出来た。
1時間の点滴のあと、ドクターから説明を聞いた。

今回の症状は朝晩の寒さから来る身体の冷えから来ている。
幸いに薬が良く効いて事なきを得たが、同じ事を繰り返す事もあるだろう。
何度も繰り返すと能に重大な損傷を起こす事もある。

私は古い家で寒く心配なので、この際、入院するか、私の家に連れて行きたいとお願いした。

即座に先生は現在の状態で入院したら、体力が落ちるのでさせたくない。
娘さんの家に行く場合も、至れり尽くせり上げ膳すえ膳になる。それに気を使うでしょう？
これでは入院と同じで、今出来ている事が出来なくなってしまう。
年をとってからの幸せは、回りに迷惑をかけながらも、慣れた場所で、慣れた人達に囲まれて生くべきだ思う。
この際、娘さんに迷惑をかけて、通ってもらうのが一番良いと思う

帰り道、母に「迷惑をかける事が出来る娘がいて良かったわね」と言った。
「本当にそう思う。よろしくお願いします」・・・が、母の答えだった。
心配をして飛んで行った娘に、障子貼りをさせる親もどうかな？と思うけど、良く働いた。
今晩、自宅に戻ると、目出たい事に体重が減っていた。

出来る時期に出来る事をやって行きたいと思う。
暖かくなるまで主人が元気ならずっと、週末には泊まりがけで行きたいと思う。
食事と洗濯は幸い、何とか自立している。
衣替えなどはしておらず、沢山あるはずなのに着るものに不自由していた。