テーマ:介護・看護・喪失(5312)
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こちらへ来てから母のお尻に出来物があるのに気がついた。
真っ赤に腫れて水泡が出来ている。 病院へ行くのは恥ずかしいし、待つのがイヤだと拒否をしているが、昨日、見に行ったら空いていたので、車いすで連れて行った。 診断は座っている事で出来る「床ずれ」だった。仙骨部分だと、寝たきりで出来る床ずれらしい。 幸い、見た目と違って、まだ軽かったようで薬がスゴく効いた。 母は皮膚がんだと怯えていたようだ。 安心したので車いすで電車に乗りデパートへ食事をしに出かけた。 小田急線はエレベーターが完備しており職員さんも大変親切でスムーズに往復出来て快適だった。デパートへ行ったのは3年ぶりと喜んでいた。 今日もまた、車いすで回転寿しへ出かけた。緑の多い道を選んで遠回りだがゆっくりと行った。 途中、国道へ出たら、こんな事をつぶやいていた。 「もうすぐ、新宿かね?」・・・訂正せずに黙っていた。 回転寿司を喜び、「またこようね」と話し合った。 帰りの急坂は恐くて後ろ向きにして降りたが、後ろ向きも恐く遠回りを選ぶべきだった。 これで、私の膝の痛みが再発した。 午後、ヘルパー活動の帰りにホームセンターでドーナツ状の座布団を買って来たが、あまり座り心地は良くない。 これなら家にあるテンピュールのほうがずっと良い。 夕方、母が切れた! 母を信仰に誘った人を導きの親と言うそうだか、信頼出来ないという私の言葉に対してだった。 夕立の中、タクシーを呼び帰ってしまった。荷物にテンピュールの座布団をいれてあげた。 妹の情報によるとタクシー代約14000円也。80過ぎなのに超強気、あとは特養に入るから放っておいてくれだと。信仰は強い、あきれた。 母を最後迄支えて、見送るのが私のつとめと思っていたが、そのつとめは無くなったのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.07.25 19:44:10
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