2006/11/28(火)17:48
『ヌーヒン』でも観ぃひん?
お台場のロイカトーン祭り同様、今更ながらの話題ではありますが、タイのコメディー映画「ヌーヒン・ザ・ムーヴィー」(左がそのDVD)観ました。
タイ本土では、確か6月か7月頃に上映されたと思います。
日本でも「第19回東京国際映画祭」(10月21~29日開催)の中の「アジアの風」部門で上映されました。
そのときの様子はココナツ・カフェ(チョンプーさんのブログ)の「東京国際映画祭『ヌーヒン』を見ました」をご覧ください。
簡単にストーリーを説明しておきますと・・・
タイ東北地方のBaan Noan Hin出身のヌーヒンは元気いっぱいな女の子。なぜだか分からないが、いつもトラブルに巻き込まれる。物語はヌーヒンがバンコクで家政婦の仕事に就いたことからはじまる。その家のハイソなお嬢様、ミルクとソムオーは着飾ることが大好き。そんなお嬢様たちをエキサイティングな冒険に連れ出すヌーヒン、そして3人の間にはいつしか友情が芽生える。タイの人気コミック「Khai Hua Ror」の映画化。
タイの人気漫画の映画化、とあるように、このマンガは100巻以上が出ているシリーズもので、いまだに続いているそうで、作ろうと思えば映画も十分シリーズ化できそうなくらいの勢いなのです。
それにしても、この主人公を演じている女優さん、原作マンガのヌーヒンに似てますよね。
よく、ここまで似ている人がいたもんだと、変な感心をしてしまいます。
どのくらい似ているかは、こちらのブログ を見てもらったほうが、より分かるかと思います。
(右はタイの映画館で配られた宣伝用のVCD)
ヌーヒン・ザ・ムーフウィー (~「デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung」より」)
この女優さんは、もともとテレビのコメディー番組の脚本家だそうで、踊りも歌ももちろん素人。
でも特訓の成果のせいか 躍る場面では、上手いな~と思わせる味のある踊りを披露しています。
さすがに歌はアフレコのようです。 実際はこの方が歌っています。
ジャネット・キアオの7変化・Live at OTOP (~「デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung」より」)
「フェーンチャン ぼくの恋人」(左)はご覧になった方もいるかもしれませんね。
この映画は6人の監督さんの共同製作でしたが、「ヌーヒン」の監督は、この中のひとりコムグリット・ドゥリーウィモンさんです。
その監督を招いた際のティーチ・インの様子はこちら
『ヌーヒン』監督さんとティーチイン (~ 「ココナツ・カフェ」より)
この映画、もちろん言葉がわかったほうが、より面白いに決まってはいます。
でも、タイ語が分からなくても、ヌーヒンの仕草や踊り、動きを見ているだけでも十分楽しめる映画だと思います。
これから冬を迎えますが、外で寒さに震えるよりも、暖かい部屋で可笑しさに体を振るわせたほうが、健康にはいいんじゃないでしょうか