江本タイランド vs 星野ジャパン・・実現ならず
いよいよ明日から始まりますね。何が って、それは師走ですよ そうじゃなくて 野球の北京五輪予選を兼ねた「アジア野球選手権」の決勝リーグが、台湾・台中市で3日間の日程で開かれるのです 星野ジャパンが1984年ロサンゼルス大会(公開競技)以来、7大会連続の五輪出場を目指す初戦の相手は、第1次予選リーグを勝ち抜いてきたフィリピンです。そのフィリピンと決勝リーグ進出をかけ、29日に戦ったのがタイだったのです。結果は12回延長の0-0、引き分けに終わり、惜しくも2位 決勝進出を逃してしまいました。とは言っても、フィリピンには互角に渡りあったわけですから、これからに期待できますね。江本タイランドの立役者は、白倉キッサダー投手(タイ名=ヒップトーン・キッサダー=左)、亜細亜大学の3年生です。彼は母親がタイ人のハーフで、上田西高(長野)時代にはエースとして県大会ベスト4、東都大学春季リーグでは最優秀防御率のタイトルも獲得するなど、来年のドラフト上位候補なのです。今回の香港戦でも14奪三振の完投で完勝。フィリピン戦では引き分けながら、12個の三振を奪って12回完投しています。完勝した香港戦のあとのインタビューでは「きょうは思った通りのボールが1つもなかった。体が動きませんでした」という謙虚さもあわせ持った好青年です。白倉キッサダー投手のほかにも、今年の仙台六大学野球春季リーグで準優勝した仙台大でレギュラー取りを目指しているスティキアット・ブンナムという内野手もいます。彼もまた、スキルアップを目指して静岡の国際開洋一高に野球留学、1年生からレギュラーとして活躍した実力ある選手なのです。まだまだ、タイをはじめ東南アジアでは馴染みのない野球ですが、こういった熱意ある野球小僧も育ちつつあるタイですから、アジア選手権のレギュラーとなる日も近いのではないでしょうか 北京五輪・アジア野球第1次予選結果FTHP結果フィリピン△○○2勝1分 タ イ△○●1勝1敗1分香 港●●○1勝2敗パキスタン●○●1勝2敗 「タイまで5,750,000歩」を自分のRSSリーダーに登録する 「タイまで5,750,000歩」の更新をメールで受信する