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カテゴリ:心と体
体温は36.6度。
排便は3つ。 やはりマウス操作の調子がいい。 先週あたりから感じていたこと。 マウスといっても、タッチパッドとキーが2つ付いたもの。 さすがにマウスをつかんで動かす事はまだできないもんね…。 いつも横を向いて上側の腕で色々な物を操作している。 その時手の状態は、小指を下にして手のひらが顔の方に向いている。 頸髄損傷になると、腕の動作が不自由になる。 もちろん損傷番数による麻痺の度合いが関係するのだが、手のひらを上に向ける回転方向の、回外と呼ばれる動作が、その逆の手のひらを下に向ける回転方向の、回内と呼ばれる動作よりも簡単にできる。 なのでこの回外動作を使って腕のバランスをとり、うまく操作するしかなかった。 力が強く入り過ぎれば手のひらが上を向いてしまい操作できない。 腕の重みと回外動作のバランスによる姿勢コントロール。 しかしそれも、回内動作ができるようになってくると変わってくる。 どちらにも力が入るようになると、姿勢を保持する動作ができるようになってくるから。 とはいえ力強さはどれぐらいだろう? 回外が10だとすれば、回内は2〜3程度か。 なので、腕の姿勢を保持することができるとはいえ、そんなに簡単なもんじゃない。 もちろん回内外動作ができれば良いだけではない。 肩や肘の動き、それを支える体幹。 それらのどれかが不安定だと、それらの先にある指はふらつきが大きくなる。 それらが強くなり安定して、調子が良いと感じられるようになった。 もちろんこれまでも調子が良い、動きやすくなっていると感じてきていた。 だけど今回はこれまでとは違う。 これまでよりも細かなふらつきがなくて、より繊細なコントロールができるようになっている。 麻痺がなければこんなこと当たり前にも満たないこと。 もっと凄い動きができて普通なのだから。 だけど動きがゼロの状態からここまでになれた。 動かないことを知っているだけに、たったこれだけのことでも凄いと思える。 このちょっとの進歩によって、できることがまた増える。 難しかった操作が、早く楽にできる。 作業効率が上がって、早く作業が終われる。 より多くの、作業をこなすことができる。 やりたいことが沢山できる。 嬉しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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