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カテゴリ:リハビリ
体温は35.7度。
排便は3つ半。 今日の訓練はIさんNさんが来てくれました。ありがとうございます。 新しい項目を試してみたので、トレーニングの内容がいつもの半分ぐらいになった。 だけどとても良い時間を過ごせた。 試してみたことが上手くできたから? それもあるけど、むしろそれは当然のこと。 やるべきと思ったら、成功するまでトライアル&エラー。 その諦めない気持ちと新しい項目による刺激が、回復に繋がっているのは間違いない。 今回はいつもやっている、寝て仰向きで体の横で右肘を曲げて肩を捻るの逆の動きを試してみた。 いつもは開いた腕を閉じるように動かしている。 その逆で、閉じた腕を開く動作。 最近ハマっている脚立を使った方法で。 ずいぶんと前からイメージしていて、今日こそやるぞと意気込みスタート。 脚立システムの段取りは、最近やっている寝て仰向けで吊った腕を横に伸ばすと、ほとんど同じ。 ロープを引っ掛ける物干し竿の位置を変えるだけ。 これらポイントの高さ。 脚立を使った腕の伸ばしや引き下げなど、他の項目とセッティングをほぼ共有できる。 これで大掛かりな段取りによる時間のロスをかなり軽減できる。 共有できるほど、1つの項目あたりの段取り時間が減っていく。 限られた時間でのトレーニングには、段取り時間の効率化が求められる。 休憩が必要なら休めばいい。 だけど必要以上の休憩は時間の無駄だから、ただ待つのはもったいない。 手に取り付けるロープは小指側になり、開いた腕を閉じる動作とは逆になる。 これはさほど手間取ることがない。 ここまでは問題なく進んだ。 早速物干し竿にロープを引っ掛けて状態を確認してみる。 予想していたことだが、ロープの長さの問題で、腕を動かす距離が足りない。 この問題をどう解決するか。 これが今日の1番のテーマ。 ロープを延長したり、セッティングを細かく変えたりして試してみたけど、なかなか上手くいかない。 予定よりも時間をかなり使ってしまい、落ち着いて状況判断し、対策を練る流れが必要だと感じた。 残念だけど、今日の実験はここまでにしようと伝えた時に、Nさんが1つ提案をしてくれた。 さっきはいつものロープに、別の道具として使っているロープを繋いで、仮に延長してみた。 ただそれでも距離が不十分で、イメージは良いところに向かっているけど、決定打では無い。 ロープの代わりに長いベルトを使ったらどうですか? この一言で世界が変わった。 いつも使っている長いマジックベルト。 これをロープに通して、反対側にはおもりを巻き付ける。 これで試してみるとパーフェクト♪ 一気に完成度が上がった。 時に偶然とは凄い結果をもたらす。 何といっても動く距離を稼ぐために重要になるのがロープの長さ。 ロープが短ければ必然的に距離は短くなり、長過ぎれば距離は足りても、重りの動くスペースが大きく必要になる。 だからといって項目ごとにロープを作っていると、手間と邪魔が増えるだけ。 いかに共通して使うかが、効率化の大きなポイントになる。 ロープを延長した場合、その繋ぎ目が物干し竿に引っかかると動けなくなる。 だけど長いベルトで延長したら、引っかかることなくスムーズに物干し竿を乗り越えてくれた。 引っかかる感覚はゼロ。 この組み合わせは初めて。 10年以上トレーニングをしてきて、こんな大発見が今になってあるとは…。 引っかかり問題はクリア。 なのでベルトの長さに合わせて、全体の位置を細かく調整すると、導き出したベストポジションではベルトが物干し竿に乗った状態でスタートになり、ロープとの繋ぎ目は物干し竿から指1本分のところに収まった。 これはセッティングをする上で、重要な目印になる。 偶然なんだけど。 ベルトの先に巻き付ける重りが、動いているうちに外れる問題が発生したが、それもクリア。 そして動いていて気がついたのは、腕の安定性。 ロープは物干し竿との接地面が小さく、抵抗が少なくなる。 その代わりに左右に動きやすくて、腕の動きに影響されやすい。 これにより、さっきまでのロープとロープでの延長方法では、動いている間の腕のふらつきが問題として上がっていた。 それがふと気づくとあまりふらついていない。 むしろ安定していると感じる。 なぜ? はっ!とした。 ベルトを使うことで、その幅広さからふらつきが抑えられていることに気づいた。 凄い発見♪ 動きが弱いとふらつきやすいが、ふらつかないようにガイドする方法はあるけど、ふらつきを抑える方法は無い。 見つけた。 残り時間が少なくなったから、急いで動きを撮影。 あの一言で、明日は再試行ではなく本番に近い確認ができることになった。 こんな展開になるなんて思いもしなかった。 あの一言を言ってもらえるような雰囲気や環境は、築こうと努力している。 だけどそれは人と人。 相手の気持ちが動かないと声にはならない。 だから思うことを遠慮なく声にし、試させて欲しいと言ってくれたことが嬉しかった。 実験に長い時間を費やしたけど、とても価値のある時間になったこと…そのお陰で良い時間になった。 ありがとう。 そんな感じで新しい項目が調子良く試せたけど、その他の項目もどれもが良い調子だった。 その中でも歩行器壁立脇を開いて腕の曲げ伸ばし前屈。 この前からやっていて、期待していたほど動けない自分にがっかりしたところからスタートした項目。 それが、今日はちょっとした発見から見通しが明るくなった。 これまでを振り返り色々と考え、肩甲骨の動きを意識しようと思っていた。 そのつもりでいたが、スタートするとやはり慣れていないから気持ちに余裕がない。 一生懸命腕を伸ばそうとする。 そんな時に脇から肘の間で、これまでよりも少しずれた部分に力が入って動くことがあった。 すると、肩から肘の間にしっかりと力が入り、それがどこかに抜けていく感覚が無い。 入れた力の全てが、動きに変換されている感覚。 その動きの良さと軽さに驚いた。 あ、そうそう、肩甲骨。 その動きと肩甲骨の動きを合わせると大きな一体感が生まれ、余裕を感じた。 なので少し歩行器を下げてみる。 それでもできる。 さらに下げてみる。 ここで起き上がれなくなった。 ここまでか。 だけど力が強くなれば、それに比例して動きも大きく強くなるパターンに似ている。 これはひょっとするかも♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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