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カテゴリ:心と体
今日は近くで開催されているイベントに行ってきた。
屋内ではステージでパフォーマンスがあり、屋外ではテイクアウトの店がずらりと並んでいる。 そのお店の1つが、長男の友達の家族が出店している唐揚げ屋さん。 家族総出でやっているのを、同じ部活の友達と手伝いに行くと言って、朝から出かけていった。 ママちゃんも仲良くしている奥さん。 唐揚げを食べに来てねと言われていて、行く気満々のママちゃん。 自分は脊髄損傷で、ママちゃんは橋本病で、2人とも体温調整がまともにできない。 暑いところに居れば、どんどん熱がこもって熱中症になる体。 屋内はエアコンが効いているし、買って食べて少しうろうろしたら帰ってこよう、となった。 でも、そのために必要なのは、体を冷やす道具。 世の中には色々なモノがあるけれど、どれもこれも手間がかかるから使わないか、大した効果が無いから使わない。 (効果が無いってのは、そのレベルでは冷やし足りないってこと) 長時間外に居るなら、それ相応のモノを使えばいい。 だけど2時間程度なら、その時の天候や施設やイベントなどの内容にもよるが、結局濡れたタオルが1番コストパフォーマンスが出る。 我が家の場合は。 今回は体育館とその駐車場が会場なので、トイレがあるから水は使える。 でもやっぱり、冷たいのがいいなぁ。 って事で閃いた。 全然使ってなくて、要らないなら処分しようかと相談していたクーラーバッグ。 ビールの6缶パックが入る位の小さい物。 それを車椅子の後ろにぶら下げて、そこに氷と水を入れておけば、いつでも冷え冷えタオルが作れる! ってことでそれをママちゃんにプレゼン。 2人ともまともな体じゃないので、やる事が増える場合は、ママちゃんの労働力も含めたコストパフォーマンスで採用不採用が決まる。 だけど今回のプレゼン、なんとしても通したい! これが成功すれば、自由に水が使えない場所で友達だけと過ごす場合があっても、いつでも友達に冷え冷えタオルを作ってもらえるから。 そうなると、まだ残暑厳しいだろう来月のBBQにも行ける可能性が高くなる。 メリットをたくさん並べて、デメリット(労力)は、クーラーバッグと氷と水の用意と車椅子に吊るすだけと、帰ってからの片付けって事で、すんなりとOK ♪ これが大きなバッグだったり、車椅子を押すことになるなら、アウトだっただろう。 今回は電動車椅子だから押す必要が無く、小さなバッグだったこともあり、まずは最初のステップをクリアできた。 会場に到着。 車椅子に移乗し、背もたれの後ろにクーラーバッグを引っ掛ける。 バッグに給水。 早速作った冷え冷えタオルは最高♪ カンカン照りの駐車場。 さっき見た道端の温度計、もう気温は35度を超えているし。 冷たいって幸せ♪ 好スタートを切って、まずはウロウロ。 外には40件のお店が並んでいて、この暑さの中見て回るのは地獄だから、ひとまず屋内へ。 チラシを見て唐揚げ以外に何を食べるか相談していたら、ママちゃんが驚きの声を上げる。 水が漏れてる! って。 マジか!? バッグは破れてなかったはずなのに。 水は捨てて、こぼれた水を拭いて、ようやく落ち着いた。 調べてみると、角の縫い目から漏れていた。 そうか…ビールのおまけで付いていたやつだから、そのレベルだよな。 液体で満たすことなんて、前提としてないよな。 それでも、何らかの方法で水漏れを止めれば、十分なパフォーマンスを出せることがわかった。 それはそれで何か対応しておこう。 ステージ周りを少しうろうろして、唐揚げと他にいくつか食べたので、車に向かった。 それにしても強い日差し。 屋内にいた時間の方が長かったのもあるが、今日はメッシュ部分の無いキャップ帽を被って行ったので、頭の熱さがマシだった気がした。 上は7分丈のTシャツ1枚。 下はジーンズ。 それと冷え冷えタオルだけで過ごしたが、暑さによるしんどさは無かった。 楽しかったから、しんどさが気になっていなかっただけかもね。 袖から出ている手首をほっぺたに付けたら、人間の皮膚の温度としてアウトだろうって思うほど、チュンチュンに熱かったから。 もちろん、頸髄損傷なので熱さを直接感じていないけど。 帰ってきたのはお昼過ぎ。 もう限界、熱中症やー、と言いながらも、洗面台で頭を洗ってくれたママちゃん。 心臓がどきっとするけど、ヌルい水のシャワーは気持ちイイ。 その後ベッドに寝転がって、身の回りのことをしてもらう。 扇風機は首振りを止めて中の強さで、近距離から首狙い。 エアコンは26度設定。 それでパソコンをして過ごしていたが、ふと思った。 しんどくないぞー!? ピークの体温は、おそらく38度台。 これまでならもっとグタッとして、すぐお昼寝するはず。 眠たくないー。 どうしたんだ? 何なら、出かけて楽しんだことでテンションが上がって、日曜日だけど体を大きく動かしたことで、調子が良いとまで感じる。 体温は計っていないが(あの疲れた顔を見ると、それを頼むことすらはばかられる…)、めちゃくちゃ高い感じでは無い。 もう冷えた? そう思っているうちに、扇風機の風が冷たくなってきたので、エアコンの設定を29度にアップ(扇風機併用時の基本設定温度)。 その後1時間ほどしてから、扇風機の強さを弱に変更してもらった。 どうしたんだろう? 暑さに強くなっている。 去年なら、夕方になってもグッタリとしていたはず。 もちろん汗は出ていないし、汗の代わりに尿がたくさん出たわけでもない。 どうやって体が対応しているのかは全く想像つかないが、こんな調子がこれからも当たり前であるなら、もっと出かけるチャンスが増やせる♪ 何かわからんが、ラッキー♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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