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カテゴリ:リハビリ
体温は36.3度。
排便は2つ。 今日の訓練はIさんKさんが来てくれました。ありがとうございます。 血圧が不安定になりやすい水曜日だけど、今日は最初と後半で血圧が大きく下がっただけだった。 時々腰がずれるのを直す必要はあったけど、不安定な感じは無い。 それはいいし、その感じがずっと続いているけど、なんとなく右腰の辺りが窮屈な感じがする。 これが気になる。 脇を開いた前屈(歩行器壁立脇を開いて腕の曲げ伸ばし前屈)は、左腕の動きが良くなっている。 脇を閉じる動きのコントロールが上手くできるようになってきていると感じる。 それと腕を伸ばす動きと肩周りの安定性が向上して、総合的にバランス良く動きやすくなっていると感じる。 これに似た動きの脇を閉じた前屈(歩行器壁立前屈)は、歩行器を低くして腕を伸ばさないと起き上がり切れない高さでもやっている。 まずはそこそこの高さにして、動きの調子をチェック。 上半身を起こす動きに合わせて、スムーズに腕を伸ばす事が出来て良い感じ。 なので更に低くしてみる。 それでもやはり良い動き。 なのでもっと低くしてみた… 歩行器の肘を置く為の部分は高さが変えられる。 高さを固定するレバーがあって、それを解除して上下させる。 上げる時は解除したら自動で動く。 でも、下げる時はしっかりと押さえ込まないと動かない。 なので介助者がロックを解除したら、自分も腕を伸ばして体重をかけて押さえ込むのを手伝う。 この時の下がり具合で、どの位置にするか判断している。 ただ今のは下げ過ぎた… そう感じた… 隣で介助者も苦笑いしている… 正直これは、ギリギリ駄目なやつだと感じた… けど! 今日の動きの良さ♪ これまでに何度も悔しい思いをしていると感じる高さ… 狙ったわけでは無いけどこの高さになった。 それに挑戦せず高さを上げて確実にできる動きでやるのは、自分自身に対して認めない…。 なので今日こそと意気込んでその高さでスタート。 いいぞ。 1回… 2回… 上手く動けている。 右腕は相変わらず良い調子。 肩の前側と上腕三頭筋にピシッと力が入って、最後までしっかりと伸ばし切れる。 この感覚が、信頼と安心感を与えてくれる。 だけどネックは左腕。 こっちもしっかりと動かなければ、ただのお荷物… …なんだけど、動きをしっかりと意識することで肩の前側は上手く力が入りやすい。 上腕三頭筋の踏ん張りが足りないと感じるが、それを右腕と体幹でカバーして動く感じ。 3回… まだいける。 4回…! 左腕に嫌な硬さが出てきだした。 必要な部分の筋肉に限界が近づいている。 それでも動くのを、他の筋肉に助けてもらって動こうとしている。 だけど動きを邪魔する筋肉に力が入ったら逆効果…。 5回! 途中で駄目だと感じた。 いつもこうなって、左腕が伸びも曲がりもしなくなって、動きが固まる。 そうなったらコントロールできない。 脳からの命令が正しく伝わらず、色々な筋肉に伝達されて暴走するから。 その結果筋肉同士が拮抗して、その状態を保持したようになってしまう。 それを崩すには、強制的に腕の姿勢を変えるしかない。 そして出来る事は脱力。 頑張るのをやめればいいから、これは簡単。 が、ほんのわずかに拮抗状態の隙を感じた。 49:51の感覚。 脱力よりも高度な技術の強制的な姿勢を変える方法。 考えていたらできない、瞬間的な本能で動く感じ。 とっさに上半身を感覚的に右に傾けて、右腕にかかる体重を増やして、左腕にかかる重みを減らす。 そうすることで腕への負荷が減り、拮抗状態からコントロール可能な状態へわずかにスイッチする。 その瞬間を逃さずバランスをとりながら両腕をしっかりと伸ばして起き上がる事が出来た。 1セット10回。 これは無理だろうと心のどこかで感じながらも、何度も挑戦してきた歩行器の高さ。 コントロールが出来なくなって、脱力して崩れるしかなかった壁を初めて乗り越えた。 一度でも出来た事は、繰り返す事が出来る。 もし出来ないなら、それはそのたった1度の経験を脳から引き出せていないだけ。 脳の中には、しっかりとそれが刻み込まれている。 だから狂いなく再現すれば必ずできる。 そう信じられるかどうか… 自分自身を。 信じられるなら、必ず再来する。 そう信じていくつもの壁を越えてきた。 ただ、6回目からは絶対に無理だと感じた。 左腕が、勘弁してくれって言ってるし。 なので歩行器をちょっと高くしたから、残り5回は楽勝♪ でも、良い経験ができた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.18 22:50:36
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