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カテゴリ:リハビリ
今日の訓練はIさんNさんが来てくれました。ありがとうございます。
気持ちをごまかすのはやめた。 認めよう。 左お尻の外側に入る力の感覚を。 今日もいつものように脚の伸ばしと曲げからスタート。 左脚伸ばしの順番が回ってきて、最近毎回気になる左お尻の感覚に意識を向ける。 今日もしっかりしてるなぁ… そもそも麻痺で動きも感覚もゼロになった体。 何かがわかるようになれば、それは回復したことの証明であり、自分にとってはとても嬉しいこと。 日頃の成果が出ているってことだから。 しかし左お尻の感覚。 ここに勝手に力が入ることで、歩行器立位での左足が翻ってしまう要因の1つだと考えている。 だから正直なところ、厄介者が現れたとすら思う気持ちがある。 だけどそれは考えられる要因の1つなので、最も悪い要因とは言い切れない。 でも…無いに越した事はないし…。 ここの感覚が強い時の翻り率、100%だし。 なので戸惑いながらも歩行器立位。 その感覚があるからといって、最初から調子が悪いわけではない。 項目が進んでいくと翻り易くなってくるので、いろいろな動きをしていって自然と緊張が上がった結果、翻る要因の1つになっていると思う。 そして今日も最初は良い調子。 血圧は安定していて、足の裏から伝わってくる立つ感覚もしっかりしている。 翻りが起こりやすいのは中盤の側屈をしている時。 横に傾くことで脚にかかる体重は大きく変動する。 そしてそのうち不安定になり翻る。 なので側屈は止めて回転を増やしている。 側屈よりも回転の方が翻りにくいけど、それでもダメな日も多い。 このお尻の感覚…今日も翻るかなぁ…。 そう思っていたが、見た目はさほど悪くなっていかない。 回転の途中でNさんが足の状態を観察してくれていたけれど、見た目では全く不安定な感じはないって。 あれ? お尻の感覚の割は絶好調♪ 凄くテンションが上がった。 だって、お尻がかなり悪さをしていると思っていたのに、実はそこまでじゃない。 もちろん100%無関係なはずはないが、最も重要な要因ではないと証明されたから。 もちろん翻りには様々な要因が絡んでいて、ポジティブとネガティブの足し算で目に見える結果になっているはず。 でも1番の要因でないって事は、お尻の感覚の回復を素直に喜べる。 麻痺で動きも感覚も完全にゼロからスタートしたんだから、わかるようになるって事はこれまでやってきたことの成果。 だけど翻り問題が解決したわけではない。 たまたまの1日ってこともある。 お尻が黒幕じゃないだろうと信じられただけ。 焦らず諦めずやり抜くしかない。 足の調子が良かったので、最後の片腕や両手で支える項目まで進めることができた。 片腕の時には斜め前に上半身を傾けて、歩行器から乗り出すような姿勢になる。 片足立ちに近い体重配分になっている。 なので不安定なのは間違いない。 だから翻る時には危険だからやっていない。 でも久しぶりにやって驚いたことがある。 左腕。 長らく左手首が不安定で、大きく傾いて左腕で上半身を支えながら、腕を曲げ伸ばすのは難しかった。 しかし他の項目で手首を回復させていることにより、その不安定な感じはかなりなくなった。 でもその代わりに、今度は左肩の後ろ側が不安定だと感じるようになってきた。 手首が安定することにより、その部分の弱さが浮き彫りになってきたんだろう。 そんな調子だったが、それでもあらゆることを踏まえてその部分に手をつけるのは今ではないと判断し、最近は集中訓練していなかった。 なのに今日は驚くほどの踏ん張りを感じる。 その部分に体重をかけていても、驚くほどの安定感。 なんで? ほんと不思議。 例えば右側を訓練したから、勝手に自然と左側も良くなるなんてパターンがリハビリにはあったりする。 この怪我でなくても。 それだけ聞くと不思議だけど凄いって思える。 だけど自分の経験と体では、それはバランスが良くなって動きやすくなり、本来出せるはずの力を発揮できるようになったってだけ。 神経の怪我だから絶対は無い前提でいろいろなことを考えている。 けれど、麻痺が強かったり筋肉が極端に弱い特定の部分は、そこを集中訓練してやらないと回復しないのが経験からの考え。 なのに… 遡って考えてみても、それに当てはまる理由がない…。 どうなっているんだ? ほんと不思議なことが起こる。 だけど強いて言うならば、いつもと違う事で気になるのはヘルパーさんの車でのお出かけ。 車いすごと乗り込んで、車の揺れに対応しながら向かうから、常にパワープレートとバランスボールの合体したマシーンに数10分乗っているようなもの。 全方向への揺れに対して、体幹と両腕で支えたりバランスを取ったりしながら楽しんでいる。 やっぱりそれなのかなぁ。 この時代にパワーではなくてクルクルウインドウの車。 やっぱり好き♪ 体温は36.3度 排便は1つ半 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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