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カテゴリ:リハビリ
今日の訓練はIさんNさんが来てくれました。ありがとうございます。
大きな流れとして、来月から助けてくれることになったKさんの練習を前半の項目で進めていった。 あれもこれもきっちりやっていたら時間が全然足らなくなってしまう。 なので、ここはと言う所だけ練習してもらうパターン。 いつも最初にやるストレッチを、今日は腕だけ練習。 Nさんに説明をしてもらいながら、Kさんに練習をしてもらった。 こっちが拍子抜けするぐらい良い感覚と動きでやってくれる。 ちょっとびっくり。 もちろんNさんの説明が良いのはあるだろう。 だからといって、同じ説明でどの人もそれぐらいできるわけじゃない。 教わる時には聞いたことを、どのようにどれだけ理解して、それを体現できるかの差は、人によって大きく変化するから。 Kさんはその辺のセンスが良いのだろう。 幸先良いスタート。 次は脚の伸ばしと曲げ。 これは動きとカウントのタイミングがシビアな部類。 だけど初めてやってもらったにもかかわらず、かなり良い感じでできている。 練習回数が増えれば、問題なくできるようになってもらえると感じる。 いいやん♪ 次は歩行器立位の段取り。 段取りに関しては練習を重ねて慣れたらできるようになることばかり。 問題は次の歩行器立位の介助。 いろいろな動作に合わせたポジショニングがあって、似ているようで少しずつ手や足の位置等が違ったりする。 でもそれは見て真似して覚えれば済むこと。それよりも、力加減。 前屈や回転など様々な動作をしている間は、歩行器の足を踏んで押さえつけるのと、肘置きを手でつかんで安定させる。 この時に最大のポイントは、歩行器が動かないようにすること… とにかく引き継ぎの時間が少ない。 だからもちろんだが、訓練介助も日常生活のヘルパーさんの支援も、あらゆる場面での教育はとにかく実践を入れていく。 例えば新しいヘルパーさんの同行で来てくれた人に、 そこでやっているのを見といて なんて言わない。 これほど時間が無駄なものはない。 ただ見ていて何ができると言うのか? 机に座って学ぶわけじゃないから、自らやって体験して、それが良かったのか悪かったのかをきちんと分析して、次に繋がるようにフィードバックする。 それをどれだけ繰り返すことができるか。 その精度が上がるほど、短期間で育てることができる。 更に動画や画像を使った資料を作って、それをパスワード付きウェブサイトで公開して全員で共有している。 どんな利用者さんにも、必ずしもこれらが当てはまるとは言えないだろうが、長年の経験から作り上げたこの方法でしっかりと成果を上げている我が家。 …なので覚悟はしていただろうが、少し戸惑いを見せるKさんとIさんに入れ替わってもらう。 手足の位置と持ち方など、そしてそれらの力加減や入れ方、そして全体の姿勢や動き方。 細かく丁寧に説明して、心の準備が整ったらいざ実践。 見るのは2度目で、体験するのが初めて。 なのに… めちゃめちゃ上手い! 訓練にかかわらずどんな教育も、過去から年数を重ねるごとに質も精度も上がっている。 とは言え凄いと感じたのは、全く歩行器が動かなかったこと。 これまでの人は最低でも1番最初だけは歩行器が動いてしまったから。 こんな驚くことが起こった時に思う… 幸せだなぁ って。 この出会いをとてもありがたく感じる。 そしてこのチャンスに応えるため、もっと頑張ろうって気合が入る。 そして感謝。 まだまだ頑張るぞ! さてさて、今日は練習時間を多くしたので訓練項目がかなり少なくなった。 そんな中でも、感覚が気になったのは左手首往復(寝て右向きで左手首の背屈掌屈往復台車を使って)。 これまでのように肘から手首の間に力がよく入る。 その感覚の範囲は、以前から広く感じていた。 でも今日はその感覚が分厚く感じられた。 これまでは平面的だったその感覚。 それが立体的に感じられた。 厚みがある分腕の表裏の感覚が近くなる。 なので部分的にだが、ぐるりと1周しているような感覚もあった。 怪我をする前に感じていた、しっかりと力を込めた感覚に似ている。 そんな気がする。 そんな力の入り方をするから、手を動かす感覚がこれまでよりも更に強くしっかりしていた。 これは一時的なものなのだろうか? それとも新しい変化の始まりなのだろうか? 次のチャンスが楽しみだ。 体温は36.0度 排便はなし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.03.13 22:06:45
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