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カテゴリ:リハビリ
今日の訓練はKさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。
最初の脚の伸ばしと曲げ(神経伝達訓練脚伸展屈曲(介助有り))は、あまりタイミングが合わなかったなぁ…。 久しぶりに来てくれたKさんだったし、どうもね…。 こういった、介助者とのマッチングも神経伝達訓練には大きな影響がある。 ちょっとの事で集中しきれず、感覚的に鈍かったり、タイミングがしっくりと来なかったり。 集中するって、簡単なようで難しい…。 そんな調子で次は歩行器壁立。 前回、前々回はあまり調子が良くなかった。 脚の伸ばしと曲げに比べれば影響は少ないが、これは4人でやっているから、どこかがズレてくるとしっくり来ない。 それでも3回目、後半はいい流れになった。 それと前回の終わりに、腰を当てるクッションを調整した。 と言っても、床からの高さや、壁からの出具合。 使っているうちにズレてたのを直しただけなんだけど、そのおかげか立っている時の腰が安定しやすく感じた。 少しだけどね。 変化したのは。 でも少しとは言え、例えば足の位置。 壁からの距離が、左右で1センチ違っても、姿勢や動きに影響する。 今は。 もちろん最初からそんな程度なら影響しなかった。 もし影響があったとしても、全くわかっていなかった。 それ以前にグチャグチャフニャフニャで、まともにシャキッと出来る事なんか無かったから。 そのうち調子や状態によって足の位置を2〜3センチ…多ければ5センチとかずらしたりもしてた。 足の位置を揃えるよりも、姿勢を安定させることを優先して。 しかしそれにだんだんと違和感を感じて、やがて揃っている方が楽な気がし始めた。 そのうちそれが明確になり、確信に変わる。 そこから下半身の姿勢も気になるようになった。 初期の基本は、腰に対して足の位置は少し前。 姿勢をシャキッとできないから、あえてややもたれるような姿勢。 それにも慣れて、その状態で上半身を動かすうちに、不自然だったり窮屈な感覚が出てくる。 そりゃそうだ、足を前に出して壁にもたれた状態で前屈なんて、動き難いに決まってる。 だから、そう感じたら良い傾向。 自分の体の状態を把握して、違和感を感じられるように感覚が回復しているってことだから。 そうなったから、直立で立つように姿勢を調整した。 すると下半身の違和感がなくなり、上から下に重心のかかる感覚が出てくる。 特に足先への体重のかかり方が感じられるようになってくる。 足裏の感覚がはっきりわかるようになってくる。 あ、多分裸足で滑り止めの上に立っているからだと思うけど。 やったことないけど、多分靴履いてたらダメだね。 靴のクッションが邪魔するから。 それでもお尻は壁との間に挟んだクッションで支えているが、実はこれが良い感じ。 もしこのクッションが無くて、壁に直接もたれていたら。 起立台みたいに平らだったら。 普通リラックスしながら、まともに立てないはず。 窮屈なはず。 人間直立して、背中側が真っ平にはならないから。 クッションのおかげで、背中と足の凹凸を吸収するスペースができる。 大きくはないが、直立よりも上半身を仰け反らせる事もできる。 壁にピッタリくっついていたら、絶対できない事。 このレベルから、足が1センチ前だからどうのこうのまでは、まだまだ途中経過がある。 でも振り返ると、その時その時に閃いたり気付いたりして試してみて、良かったり悪かったりを繰り返して来た。 そして今からこの先は、どんな変化をしていくのだろうか? 歩行器に手を括り付けた状態だとしても、今だに壁から離れていない事は大きな気がかり。 だけど歩行器や杖を使って自ら上半身を支える事。 腰が後ろに引けて倒れないように、せめて軽い介助で支えてもらう事。 それぐらいはできる状態でないと、壁から離れても良い訓練はできないだろうと考えている。 やった過程に満足してはいけない。 やった結果に満足しなくてはならない。 そのためには、もっと更に努力が必要だ。 そして大きな閃きと、変化をチャンスに変える勇気と。 自分を信じる力と。 体温は36.1度 排便は1つ半 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.25 14:00:29
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