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カテゴリ:リハビリ
今日の訓練はNさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。
新しい腕の動きを試してみた。 以前からやっている、左向きで寝て体の正面よりも頭側で右腕を伸ばして下げる動き(寝て左向きで右腕を正面よりも頭側に伸ばして下がる(脚立))の、別方向が気になっていたから。 いつもは、まっすぐに伸ばした腕を、頭側へ斜めに伸ばしてやっている。 まぁ…ちょっとしか斜めじゃないけど。 それを足側に伸ばしてやってみたり、背中側でやってみるとどうなるのか気になっていた。 普段から介護中にこの姿勢になった時、いろいろな方向に腕を伸ばして動かしている。 頭側へ斜めに伸ばすのは難易度が高いので下手な動きだが、他の方向は肩周りが安定しやすいので、それなりには動けている。 だからやる必要があるのか? そんな気もするけど、気になるなら試してみないと。 まずは足側で下げる動きから。 セッティングは腕を吊るす脚立を動かして、重りを調整するだけ。 簡単に切り替えができるから、これまでの流れに続けてやっていくのは簡単だ。 やってみると、回数が進むにつれて胸の真ん中から下の方の感覚がしっかりしてきた。 これまでの頭側へ伸ばしてやっている状態だと、胸の下の方の感覚は回復が遅いと感じている。 腕を伸ばしている位置によって、力が入りやすい部分が変化するから。 意識をしっかりとしていれば、思っていたよりも力を上手く入れ続けられると感じた。 そこまでは良かったが、撮影して状態を確認してみると、感じているよりも腕の方向は足側に寄っていなかった。 ちょっとしか斜めじゃなかった。 次回はもっと脚立を足の方にずらして、動きを再確認する必要もあるかな。 胸の上だの下だのといっても、ひとまとめにはできない。 その大胸筋は3つに分かれているから。 なので、それらをどう使いこなすかがポイントになると思う。 そして分かれていることによって、動かしても刺激の入り方がそれぞれ違うから、感覚の連鎖がしやすい部分と、そうでない部分があると考えている。 なので、今回試した動きは、予想を超えた当たりを引いたと言えそう。 とは言え継続してどう変化するか観察しないと、将来性は見えてこない。 ただやるべきことが1つ増えたのは間違いない。 次は脚立のセッティングをそのままにしておいて、吊るす位置と重りを調整して、背中側に腕を伸ばして下げる動きをやってみた。 感覚的には、肩の前側と肩甲骨周りにいつもとは違う疲れがあるような気がした。 気がした…程度…。 既に力を入れて動けるのはわかっていたから、これまでに無い感覚が出るかと思ったが、そうではなかった。 感覚的には、麻痺の回復と言うよりも、筋トレに近い。 だとしても普段使う場面の少ない動きだから、動き筋肉とも十分な働きをしているわけではないだろう。 しばらくやって筋力の上がり具合を調べてみよう。 ただこの動き、ありがたくもあり、厄介でもあるのが、腕の重みによって体幹が捻られやすいこと。 体幹を捻って腕を後ろに伸ばしていたら、正しい動きはできないはず。 しっかりとした側臥位の姿勢を保持して動きたい。 だから体幹バランスの訓練にもなるかな。 この動きがしっかりとできるようになることで、車椅子の後ろへ腕を回しやすくなるのではないだろうか? 体幹とは切り離した動きで、腕を背中側へ振り上げることができたら、車椅子を動かすのがもっと上手くなるはず。 そういえば、すぐに腕や肩が疲れて、その動きがやり難くなるよなぁ… なんてことも思い出した。 だとすればしばらく継続して、色々な場面での効果を確認する必要がありそうだ。 こんな感じで正月休みの間考えていた項目を試してみた。 どちらも即採用。 なので、最近強くなってきている上腕三頭筋の筋トレはしばらく休みにするか。 手首のテコ入れしようと思っていたけどなぁ。 先送りか。 楽しいけど、時間が足りないなぁ…。 体温は36.4度 排便は2つ 血圧は90/76 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.09 20:16:07
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