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2022.07.01
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カテゴリ:リハビリ
今日の訓練はNさんMさんが来てくれました。ありがとうございます。
歩行器での立つ感覚。
体全体はしっかりしている。
だけど、腰がふわふわして落ち着かない。
揺れるような感覚。
なんだろう?

そういえば以前、ウェストが細くなってきたから、歩行器とお腹の間に隙間ができる時があった。
考えてみればあの頃よりも、平均して安定してウェストが細い。
確認はしなかったが、歩行器と体は当たっていない状態なのだろうか?
だとすれば、お尻で壁にもたれているとは言え、そんな感覚でもおかしくないのかもしれない。

以前ならばそのような状態なら、腰がずれて姿勢が崩れて、足が翻って大変だったはず。
改めて思い返すとそうなのだが、そんな気配もなく、コントロールできる範囲内だった。
急に一気に変わった感覚はないが、下半身の安定性がまた上がっているのだろうか。
それだけでなく腕や肩の安定性がかなり向上しているから、上半身でコントロールする割合が増しているのもあるだろう。


そして今日特に良かったのが、右横腹に入る力。
その力が重要な右側屈(歩行器壁立脇を開いて肘をつかずに右側屈)では、起き上がった時にいつもよりふらつきやすかった。
側屈だけは起き上がった時に、その力を受け止めて体を支えるものがない。
踏ん張って自分の脚腰で止めるしかない。
しかし腰がふわふわしていて揺れるような感じだから、下半身だけはしっかりしていても、下半身を含めた全体が揺れてふらつきやすい。

ふらついても、よほどバランスを崩していなければ動きを失敗する事は無い。
ふらっとした時に、腕を使って上半身を安定させられるから。
だけど今日はそれをやらなかった。
お腹周りの力だけで何とかしてやろうと考えた。

なのでフラフラしても、腕や肩は脱力した状態。
お腹周りや脚腰を踏ん張って、ふらつきを止める。
実はそこまでは、既にできる動きを持っている。

ただそこから。
そこから次の動作に移るのが難しい。
ふらつきを止めるために力を入れて踏ん張って、それを脱力したり切り替えるのが難しい。
踏ん張る力を使って安定させている上半身が、脱力すると再びふらつきそうになる。
そんな状態から次の動作へ力を切り替えるのは、そもそもできるもんじゃない。
麻痺によって、その切り替え方もわからなくなっている。


だけど今日はそれができた。
やっとできた。
起き上がる力の勢いを止めたり、ふらつきを抑えたりするために、ほぼ全ての力を集中させている。
でも勢いやふらつきがなくなれば、その状態を保持するだけの力で良い。
その保持するだけの力を残して脱力。
姿勢を保持しながら、再び傾くための力を右横腹に込めていく。

力の切り替えをしていくと、これだけ力を込めたら次の動作ができると感じられるタイミングが現れる。
そのタイミングが来たら保持している力を抜きつつ、さらに右横腹に力を込めていく。
そうやって意識をして、腕や肩を使わずにお腹周りから下半身だけをコントロールして動けた。

やっとできた。
頭ではイメージができていても、それを実行するだけの力がないと無理。
力があっても、それをきちんとコントロールできないと無理。
また1つレベルを上げられたみたいだ。



体温は35.8度
排便は2つ半
血圧は85/50





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最終更新日  2022.07.03 16:37:29
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