2005/04/29(金)16:26
「そうめんばち」
奈良・長谷寺のボタンはもうすぐ見頃です。以前、ここのお土産に「そうめん
ばち」(索麺撥、「ばちそうめん」とも)を買って帰ったことがあります。大
きな袋にいっぱい入って300円かそこらだったので、「安い」と思って買っ
たのですが、実際は家で使ってみると<空気ばかりを買わされたか(^_^;)?>
と思うぐらい、中身の量としては物足りなかったように思います。
そうめんは小麦粉を練った生地を細く伸ばして作りますが、乾麺にするときに
2本の棒に何回も掛け渡し、それを引っ張るようにしてから、片方の棒を垂ら
して、重みで伸ばしつつ、乾かします。これの真っ直ぐな部分が「そうめん」
で、棒に掛かったU字形の部分が「そうめんばち」と呼ばれるものです。
すまし汁の椀だねにすれば、しゃれた感じになるでしょう。小麦粉の粘り成分
が多いせいか、噛みごたえはモチモチしています。汁物にしない場合は、茹で
て戻してから使います。おだまき(通常はうどん入りの茶碗蒸し)、チャンプ
ルーなどにも使えそうです。もちろん、茹でてから水で締めたものを、麺つゆ
でいただいてもいいでしょう。梅肉であえれば、おつまみにもなりますかね。