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Sep 4, 2008
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カテゴリ:CINEMA
正直に言って、大嫌いです。
一つとして面白いとか、考えさせられるといったモノは
有りませんでした。

オムニバスで3本立てと言うことだし、
どう見ても「世にも奇妙な物語」風なんだろうとは
思っていたし、それでもいいと思ったんですが…
二番煎じ、三番煎じどころか、出がらしにぬるま湯注いだモノを
親指つっこまれて出された気分。

ですから、これから観る方に見てくださいとは言いたくないので、
ラストの落ちまで全部書きますから、読みたくない方は
スルーしてください。
文中には結構きつく批判している言葉も使用していると思います。
でも本心に一番近い言葉を使った結果なので、ご不快になられたら
申し訳ございません。

第1話 INTERIOR DESIGN★☆☆☆☆

***あらすじ
別にデザイナーを目指しているわけでもなんでもない、
なんの目的も志も計画性も金もない女性が、
映画監督(駆け出し)の彼氏と一緒に上京してきて、
高校時代の友人(女の子)の部屋に二人して転がり込む。

ワンルームで狭い部屋だし、いくら友達とは言っても
そうそう長居は出来ないことが判っていたため、彼女は一所懸命に
部屋やバイトを探すが、全く上手くいかない。
彼氏は制作した映画でなんとなーく道が開け、
なんとなーくバイトもし、東京になじんでいく。

部屋の主である友人が彼氏と自分のことを
「迷惑だ」と話しているのを聞いてしまった翌日、
彼女の身体に変化が起こる。
彼氏に助けを求めようと外に出たものの、仕事中の彼に
声がかけられない。

みるみるカラダが変化していき、あろう事か、
道端で椅子(木製)になってしまうのだ。

椅子になった彼女はとある男性に拾われた。
椅子になったり人間に戻ったりと自由に出来るようになっていたので、
そのまま拾い主が在宅中は椅子として、いなくなったら
人間に戻ってその部屋で生活をする。
そして彼女は手紙を書く。
『私は今までこんなに誰かのためになることがなかったので、
とても嬉しいです』…END

***感想
…で?っていうのはまあ、\(^^\)、これなら
椅子の彼女が拾われるところか始めて、
椅子とバレるかバレ無いかのせめぎ合いの中で
過去話を振り返る程度にして語った方が面白かったんじゃ?と
思ってしまった。家主とのLOVEが有ったりするのも面白いんじゃないのかねぇ。
素人にこういうだめ出しされる程度の作品が映画にする価値があると思えん。

初めの方に「東京の隙間」というキーワード的なものがあるんですが…
全然生かされていないどころか『何故、椅子?』って言うことしか頭に残らない。
町の中で突然椅子に変化・変態していく彼女が今まで椅子に拘っていたとか、
椅子がよく映っていたとか、そー言う伏線が全くなかったから余計に解らなかったよ。

『役に立つ』と『椅子』がイコールになりにくくて困った。


第2話 MERDO XXXXX(白抜きの☆すら付けたくない)

***あらすじ( )内は心の叫び(笑)
銀座の目抜き通りにいきなりマンホールから『怪人』が現れる。
右目が白濁し、赤毛のあごひげは左側に曲がって生えている。
道行く人を蹴散らし傍若無人に歩き回り、花を食べ紙幣を食べる。
とてつもなく早足のそいつはマンホールから現れ、マンホールに消える。

ある日、地下で怪人は旧日本軍が隠していたのか、
大量の手榴弾を見つけ、マンホールを出て表の人間達を
無差別に爆死させていく。
(不思議なことに建物や歩道橋などは全く壊れずに
人間だけがグロテスクな死体として描写される。
ただ単にリアリティがないだけとしか思えない画面である。)

逮捕された怪人は司法の手に委ねられるが
世界に三人しかこの怪人と同じ言葉がしゃべれる人がいないから
フランスからその言葉がわかる弁護士来て、彼の弁護人になる。
(弁護士が意味不明の言葉で被告と語り、それを訳すのだから
聞いてる方は本当に被告がそういっているのか、
検察の言葉が正しく伝えられているのかと言うような疑問もあるが、
そこら辺は無視されていた。いいかげん過ぎ。)

怪人が日本人を大量虐殺したのは日本人が汚くて嫌いな民族だからで、
死刑になるのは自分は生きていることが好きだから嫌…だそうだ。
(ここら辺のやりとりは女性蔑視のキリスト教的背景もちらりと見えて大変不快)
でも結局死刑。
だが、絞首刑でも彼は死なず、首をつられたまま
忽然と姿を消した。
そして「次にMERDOが現れるのはN.Y!」のテロップが流れて…END。

***感想
はあっ!?
汚らしくてグロテスクなモノを見せつけられただけ。
しかも小汚い外国人の全裸なんて、不愉快以外のなにモノでもない。
MERDO(フランス語で『糞』の意)と呼ばれる怪人が
『東京という街の歪みや無責任さや混沌が生み出した汚らしく
人々が目を背けてきたモノの象徴』と言うのなら、浅すぎる。
現代の無差別殺人を髣髴とさせる…ってのも上滑りな表現だ。

気になるといえばフランス人弁護士。
奴は怪人を鏡に映したような容貌で、左目が白濁し、ひげが右に傾いている。
この弁護士と怪人に何らかの繋がりがあるのか、それが少しでも語られるのかと
思っていたがまるっきり無し。

フランス人的ジョークと風刺というのならそんなモノ一生理解したくないし、
こういう作品を「深い」とか「エスプリ」などと言う人間とは
友達にも知り合いにもなりたくない。そんな歪んだ人間になりたくない。

『言葉が通じない』という現代社会で『なんとくなく殺人』を犯すワカランチンを
模しているのだとしたら、外人にしたことやそもそも知っている者がいない言語を
使わせたことは全くお門違いとしか思えない。
同じ言語なのに通じないという恐怖感がなければ意味をなさないと思う。

しかも、『次はN.Y.』だって?
つまり東京でなければならない意味をこの一言で完全否定。
だめ押しのオウンゴールでしょう。


第3話 SHAKING TOKYO★☆☆☆☆

ここでやっと蒼井優ちゃんが出てくる話。長かった…。

***あらすじ
10年、いや、11年引きこもりをしているこの男は
一年に一度届く父親からの仕送りで何不自由ない
「ケータリングライフ」を送っている。

家の中はびっしりと本やらペットボトルやらトイレットペーパーが
積み上げられているが整然としている「完璧」なライフスペースだ。

毎週土曜日には必ずピザを頼む。
だが、配達の人間とは絶対に目を合わせない。
11年間誰とも目を合わせたことはない。
「その日」、彼にピザを半出来た女の子…ガーターベルトにミニスカ!(ホットパンツか?)
おもわず顔をあげてしまい、眼があった。

その時、地震。

彼女は昏倒して倒れ、人と関わりを持つことを極端に嫌い、
人にふ触れることが大嫌いな彼は彼女を揺り起こすことすら出来ず
ただおろおろしていた。
ふと…ガーターベルトの所にパソコンの起動スイッチのようなモノが
描かれていて…彼は……押した。

すると彼女はむくりと起き上がり「触った?」などと軽口を
いいながらも、何もなかったかのように去っていく。
(勿論ロボットなんかじゃない、ただの人間。)

彼女に触ってしまったお詫びをしたくて土曜日じゃないのに
ピザを頼んだら、配達人は全然違う男だった。
「彼女は昨日で辞めた。もう家から一生出ないで過ごすんだそうだ」と
聞かされ、彼女のだいたいの住所を夢中で聞き出した彼は決意する。
『引きこもりが引きこもりと会うためには……!』
意を決して外出する彼。

街は静まりかえっている。昼間なのに。
誰も歩いていない。車も一台も走っていない。
すべての人が引きこもりになったのだ。

偶然に近い遭遇率でやっと彼女の家を突きとめ、出て来てくれと
言うが彼女は出てこない。その時、また地震。かなり大きい。
周辺住民は激しい揺れに我先に戸外へ飛び出してきた。
彼女も。
だが、地震が治まればまた家の中に吸い込まれるように入っていく。

彼は彼女の腕をつかんで中に入ってはいけないと引き留めるが、
なかなか心を開くことも言うことに耳を傾けることもしない彼女。

掴んだ腕にスイッチがいくつか描いてある。
彼はそのうちの一つを押してしまった。
『LOVE』のスイッチ。そしてまた地震。
彼女のアップが少しずつ近づいてきて……暗転。
がれきの崩れる音やらなんやら……END。

***感想
……これは…何を描きたかったんでしょう?
わたくし、こんなにセンシティブに生きてないんでくみ取れませんでした。
「シェイク」しているのが地面なのか恋心なのか…ってことか?
自分は引きこもって暮らしていたのになんで彼女が引きこもるのは
ダメなんでしょうかね?ラブストーリーだとは思うんだけど、
これ、誰一人相手を思いやっていない話なんで、全く理解不能。


はてさて、全体通して『ツマラネー』というのが相応しいでしょうか。
どのお話も『東京』で無ければならない必然性が
微塵も感じられませんでした。
3話目なんて、地方都市の方が面白かったんじゃないのって感じ。

汚いもの・グロい物が人間の本質であることが描きたかったと言うなら、
国・民族・街を特定することに意味はないし、その『街』の
現在を切り取ってみたと言うならあまりにも薄っぺらい。
田舎者が小手先で集めたちょっと古い情報を組み立てて、
「『都会・東京』はこんなに不安定で怖くて汚いところだ」と
自分勝手な考えを押し付けられた感じだった。
ま、全てのものに主観が介在しないことはないので、
発表するのはいいのかもしれないけど、私は絶対に支持できない考え方だわ。

テレビで流れたら流した局に文句言っちゃうかも知れないほど
嫌いな作品って言うのもなかなか巡り会えないので、
貴重と言えば貴重な体験でした。

あ、あくまで個人的な意見ですから。
でも他人の個人的意見をこの作品に関しては何も聞きたくないです。
念のため。





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最終更新日  Sep 4, 2008 11:33:46 AM
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