ダンスオブヴァンパイア 2幕9場ガブッ♪
あと10日でいよいよ『ダンスオブヴァンパイア』が帝劇で始まります。梅雨空でじめじめして、気持ちも参りそうなときもありますが、楽しいことが待っていると、そんなに苦にもなりません。いろんな悩みや、あがいても仕方の無いこともある日常ですが、とりあえずそれらは脇に置いておいて、前向きに行かなくちゃと、思います。さて、その『ダンスオブヴァンパイア』の内容UPですが、いよいよ最後から2番目のAct 2, Scene 9となりました。クライマックスシーン・・というか、クロロック伯爵の牙使用シーン?がありますので、あまり知りたくない方は近づかないでください(笑)!そのあとのラストシーン(Act 2, Scene 10)については、とりあえずUPは保留しておこうと思っております。別にどんでん返し(unexpected twist)があるわけではないのですが、なんとなく気分で・・です。もともと予習好きで読んでくれてる人は読むでしょうし、絶対にまっさらのままでCDも聴かないで観に行くわ!という人はまったく読まないでしょうから、あまり気にしないで載せているわけです。お気に召すまま・・で、どうぞ!先日スカパーでやった島田歌穂さんの『ワン・ウーマン・ショー』の録画をやっと観ました。(第一部のみ。つまりまだ半分だけですが・・・)素敵な方ですね、やっぱり。表情がくるくる動いて可愛らしいんです。いろんなミュージカルナンバーをメドレーで歌っているのですが、やはり圧巻は『レ・ミゼラブル』から『オン・マイ・オウン』でした。初演から10年以上もエポニーヌという役をやり続けた彼女の表情はすっかりエポになりきっていました。溢れるマリウスへの愛、報われぬ恋と知った絶望感とやりきれない思いが大きな瞳と歌で表現され、素晴らしいものでした。レミゼのナンバーはやはり特別な思い入れがあり、この曲も前奏が聞こえてきただけで、涙がこぼれそうになりました。また、レミゼの舞台以外のコンサートなどで披露するのは初めてです、と紹介しながら、やはりレミゼから『恵みの雨』を歌ってくれました。マリウスはどうするのかしら?と思っていたら、戸井勝海さんが登場!!端正なマスクと美声で歌穂さんに寄り添い、死にゆくエポニーヌを抱きながらすっかりマリウスになっていました。自分は汗っかきなんですよ、としきりに汗を気にされてました。真面目そうな方ですね。やはりレ・ミゼラブルの楽曲は素晴らしいです。国境を越えてこのような心を揺さぶるメロディーが生み出されるのは奇跡的なことのように思えます。本田美奈子さんと島田歌穂さんのファンティーヌをいつか観てみたいな、と願っていたのですが、美奈子さんについては、叶わぬ願いになってしまったことが心から悔やまれます。