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中川＆井上ヴォルフの共演！THE SOUND OF SHIMAKEN 〜66th Anniversary Concert

THE SOUND OF SHIMAKEN 〜66th Anniversary Concert on 6.62016年6月6日（月）18:30 開演東京芸術劇場コンサートホール出演：島健　　　東京ニューシティ管弦楽団「日本のポップス界、ジャズ界を牽引して来たピアニスト、プロデューサー島健さんが2016年6月6日に66歳のBirthdayを迎え、そんな記念すべきゾロ目の年に、今までお世話になった素敵なアーティストの皆さんとオーケストラと共に、ここでしか観ることができないスペシャルな一夜をお届けします！」ということで行って参りました。ゲスト：井上芳雄　加藤登紀子　　　　　川井郁子　島田歌穂　中川晃教（50音順・敬称略）＜第1部＞コンサートホールの奥にあるパイプオルガンをスクリーンのように効果的に活用していて、色が曲に合わせて変わり違う空気を出していくのが綺麗でした。島健さん＆島田歌穂夫妻の共演は生で観たことがなかったし、ジャズはもともと好きだったこともあり、さらにアッキーと井上くんがゲスト出演するというので、わくわく。オリジナルソングを島健さんのピアノと最初は弦楽器だけの演奏で、そこにさらに広がりがでて、フルオーケストラになっていく、というドラマチックな幕あけ。そして静かに１４歳若い奥様（歌穂さん）が登場して、ミッシェル・ルグランの曲（シェルブールの雨傘も）をメドレーで。ご夫婦といえど、プロの音楽家同志の、尊重しあう静かな幸せな空気が感じられました。歌穂さん、レミゼのエポの歌唱とはまた違った大人の歌い方で、無理に地声を張り上げたりせず、ファルセットを綺麗に混ぜながら、ムードある歌唱でした。ときどき、島健さんとアイコンタクトしているのが、なんかいい感じ！お互いがなくてはない運命的な存在なのが、伝わってきます。そして、次のバイオリンの川井郁子さん。非常に美しく、登場した瞬間から、もう曲に入り込んでいて、びっくり。曲は「サマー・ストーム」（元はヴィヴァルディの四季「夏」）元がクラシックとは思えないほど、ジャズっぽさでいっぱいで、血が踊る、しびれる一曲でした！凜としている姿も素敵ですし、パフォーマンスとして非常に魅惑的でした。繊細さもありますが、どちらかというと情熱的で線の太いパッションを感じさせる演奏で、ジャジーな感じすごく気に入りました！肌の上に直接まとったようなレースっぽい衣装は、実は肌色の裏地があるのですが、それが無いようにみえて、すごくセクシーな衣裳でした。＜第2部＞15分の休憩後の第2部。1部だけでも鳥肌もののよいショーでしたが、やはり期待のこのおふたりを待つのはわくわく。まずはゲスト中川さんの登場。もう来月（今月末プレビュー）始まるジャージーボーイズお稽古真っ最中！役（フランキー・ヴァリ）にすっかり入り込んでいるのが、短くした髪型、トワングを取り入れた歌い方からわかります！実在のグループのストーリーなので、歌い方はかなりヴァリに近づいていますね。こんな歌い方！！おお！という感じで新鮮でした。スーツではなく、上下別のスリムな衣裳。ジャージー・ボーイズから「君の瞳に恋してる」を一曲。そして、井上くん。黒のスーツに白シャツと正統派が似合います。フルオーケストラで、最後のダンスを歌いました。井上くんも、36歳だし、6月6日の今日はデビュー記念日なんだ。だから僕も６に縁が深いって。島健さんは、あ、じゃあ僕たち３０歳も年が違うんだねって(*^_^*)こうして、中川くん、井上くんと1曲ずつ歌って終わりだよね。と思っていたら、なんと！島健さん、「せっかくこの2人がそろったんだからね」と話をモーツァルト！のヴォルフガングへ。なんと素敵な計らいでしょう！！この2人が同じ舞台で歌うということは奇蹟的。「僕こそミュージック！」をアッキーヴォルフ、井上ヴォルフふたりがフレーズごとに交替しながら、顔を見つめあいながら、歌いました。伴奏が流れた時から、涙がでてしまいました。もう、歌い始めると、アッキーも井上くんも、ヴォルフなんです。役者さんて、ほんとに凄いな。いまこのふたりのヴォルフにまた会えるなんて。聴いているだけで、タイムワープしてしまう。周りも涙ぬぐってました。老若男女、さまざまな客層のはずなんだけど、やっぱりすごい拍手が止まらず。このまま終わるのもね。ということで、あっきーと井上君。「ほら、あの大きい人の曲も結構いいんだけどね。」と冗談いいつつ、ああ、でもあの曲がいいけど、コンスタンツェもいないしね・・・・。といってると、下手から、コンス登場（って、歌穂さん）結局、「愛していればわかりあえる〜」を歌穂さんコンス＋アッキー＆芳雄ヴォルフで歌う、という素晴らしいひととき。もう卒業してしまったんだよね、僕たち。でも！ほら、あの千秋楽で言ってたように、まだわからないよ！とか、愉しいお二人の会話。そんな会話にさえうるうるしてしまいました。このあと、すーぱーサプライズで、JUJUさんが来て、歌ってくれて、（ジャズです）テレビより華奢で綺麗でした。でも、ほんとに純粋で自然体で、緊張もしていて、チャーミングでしたよ。そしてすごーい美脚！そのあと最後のゲストの加藤登紀子さんんが百万本の薔薇と（宣伝中の）ピアフの愛の讃歌もありました。そして、アンコールも終わり、さて、もう終わりだね、っていう最後に、6人もゲストがそれぞれ１１本ずつ赤い薔薇をもってあらわれて、（合計66本！）サプライズで島健さんにプレゼント。ご本人もほんとに知らなかったようで、いつこんな打ち合わせしたの？？？って、目を白黒させてた。島健さん、生で拝見するのは初でしたが、どんな方なのかな？って思ってたけど、ほんとに自然体で、優しくて穏やかで、いつもさりげなく大きな器として受け止めることができる、素晴らしい人とわかりました。慕う人が多いのもわかります。「島健さん」「島田歌穂さん」と丁寧に呼び合ってましたが、とても仲好いのが伝わってきて、ほんわりしました。歌穂さんが「島健さんの妻でほんとによかった！」と云うと、島健さんは「今日はあの二人とも（井上・中川）共演できてうれしくて仕方ないんですよ～」とからかっていらしてそれを否定したりする歌穂さん、とても可愛かったです。６６歳の記念日にあったかい人が集まって祝福してくれる。これほどの幸せはないですね。コンサートホールは3階まである２０００席以上の大ホールですが、3階袖のバルコニー席の前の方は、歌い手＋オケ全員もしっかり見え、視界、音響も抜群でVIP席のようでした(*^_^*)ほんとに色々な年代の人がたくさん集まっていましたが、それでも、井上くん、中川くんのときの拍手の大きさを思うと、やっぱりこのおふたりのファンも結構な割合でいたのかしら？と思えます。そのあたり、よくわかりませんが、人を動かす力っていうのは、やっぱり人間と人間のあたたかい、深いつながりから、生まれてくるんだな、としみじみ思いました。あ、ちなみに島健さんは、ドラマ「魔女の条件」の音楽も担当されていたので、祐一郎さんと無縁ではないんですよ～)^o^(

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