カテゴリ:ヘルパー日記
利用者さん宅で掃除機をかけていたら、薬があちらこちらに転がっている。 あ~飲めていないんだ。。。 飲むときに落としたのか・・・ 処方箋扱いだと、薬局で朝、昼、夜とまとめて一つの袋に入れてくれるが、病院で出すところはそこまでしてくれないところがある。 家族さんが自分なりに箱に小分けしたりして間違えないようにしているが、薬の管理は大変だ。
自分からどんな薬を飲んでいるのですか? などとは聞かないが、何かの拍子に薬の話になると、大概は 「これだけ飲んでいるのよ」 と見せてくれる。 ついでに処方箋まで見せてくれることがる。 これって結構大事なのだ。 ヘルパーに全部の情報が与えられてはいない。 訪問しだしてかなり経ってから感染症だと分かることがある。 これって怖いことだ。 知っていたならそれなりの対応もするが、知らされていないと対処のしようがない。 後から心臓が悪いことを知ることもある。 事務所からの報告ってそんなものなのだ。 なのでプライバシーに関ることだから根掘り葉掘り訊く事はしないが、家族さんや利用者さんとの話の流れで、前に入院をしたって聞くと何が原因かさりげなく訊く。 胃潰瘍もあれば貧血もある。 心臓ってことも、肺炎もある。 処方箋から初めてパーキンソンだと分かったこともある。 それで歩き方にクセがあるのが納得いった。 これで歩行の介助が違ってくる。 そういう情報は大事なのだ。 いつ何が起こるか分からない。 糖尿病で低血糖になった人もいる。 いきなり震えがおきる。 薬に詳しい利用者さんは、なにげに 「デパスが・・・」 と、くすりの名前が出すことがある。 あっそれって精神安定剤だと分かる。 今まで全部じゃないが、たまたま処方箋を見せてくれた人たちの薬はネットで調べている。 副作用や効能を知ったからといって、私に何ができる訳じゃないが、自分の引出しとして知っておいた方が良いと思うからだ。
でもあくまでも話の流れで訊けることであって、自分から聞くわけにはいかないのだ。
それにしても薬の管理は難しい。 朝、昼、夜と別れているプラスチックケースや壁掛け式のもあるが、ヘルパーがそこまで口出しして良いのか悩む。 情報として 「こんなのもありますよ」 とは言うのだが。。。
薬だが、担当の開業医によって全然違うのが怖い。 こんなに飲む必要があるのだろうかと疑問に思っていたのだが、病院が変わってやっぱり飲みすぎだったと分かる。 薬が半分に減っているのだ。 そりゃそうだ、同じ症状に対する薬が重複していた。 前の病院では大きな持病もないのに行く度点滴、しょっちゅう血液検査。 やはりおかしい。
本人や家族さんは毎日のことだからあまり薬を大事に考えていないが、薬の管理って大事なんだよね。 ヘルパーがいつも服薬確認ができる時間に訪問するとは限らないから。。。 でもこうして書きだすと、私の担当している人って病歴も症状も様々なんだって思うわ~。
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Last updated
2008.11.12 09:53:05
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