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カテゴリ:ちょっとお勉強。
イギリスに来た頃、日本軍のひどさを訴えてくる中国人に、申し訳なさを感じすぐに謝っていました。
以前よりも知識の増えた今、以前のように素直に謝れない自分も出てきました。 勿論、日本軍の行為は酷く間違っていたと思いますし、私たちはその歴史を忘れないで教訓を生かしていく必要がある。 「罪を憎んで人を憎まず」の日本人の精神が、加害国を責めるのではなく被害者としての立場から、その罪の抑止に働きかけようという日本人のあり方を創っているのだと思います・・・ですよね!?アメリカに気を使ってるだけじゃないですよね!? 教科書問題にしても、「日本の教科書が問題だ」と主張されるけれど、じゃあ韓国や中国の教科書は歴史に忠実かと言われると、どっこいどっこいな訳で。 卑弥呼は韓国人だった、なんて唱えてる韓国の教科書もある中で、どの国もそれぞれ見方があるんでしょうけれども、いい加減、韓国や中国の教科書問題も含めて 教科書問題を解決する必要があると思う今日この頃です。 中国人の友達から、教科書には「日本軍はこんなひどい事をした、だから復讐をすべきだ」的記述があり、そう生徒に思わせる教育が中国ではなされている、と聞きました。 また親の子供に対する教育でも「日本人はこんなにひどい人間なのよ」と教えている姿をテレビで見ると、ぞっとします。 いい加減次の世代にこれ以上、問題を持ち込むんはやめてよ、と悲しくなります。 最近の中国の行動に、ふつふつとストレスがたまっていた私ですが、それでも中国人に主張された時に、相手に「中国政府も問題だ」と主張できるか自信はありませんでした。私は加害者側な訳ですから、何も言えないだろうな、と思っていました。気も弱いですし~ と思ったのですが、もう少しで日本へと帰り、直接中国人と話す機会も殆どないだろうと、触れてはいけない雰囲気を日中間でかもしだしている「核」の部分にすっぱり触れてみる事にしました。 先日、教科書問題の話が出て「日本側が全面的に悪い」とみなされた時に、私が「ちょっと待った」をかけた事で、4時間にわたる議論は幕を開けました(しっかし4時間て。頑張りすぎ) もちろん、日本軍が戦時中に行った事は、どう頑張っても正当化できない問題ですし、正当化するつもりもありません。東京裁判は、勝利国だけによって敗戦国が裁かれる、という正当性に多いに欠ける裁判だとは思いますが…。 しかも、アメリカは過去にアフガニスタン、いまだにイラクと占領を続けてるのに、よくもまーそんな事が言えるな、とも思いますが。でも、日本軍の中国での行動は、正当化できる物ではないですし、責任を取る必要はもちろん、大いにあると思います。 ただ、犠牲者数の不確定さや写真の信憑性は薄く、実際に写真にあるような出来事は起こったのだろうけれども、何が真実なのかを日中間で見極めていく必要がある、と主張してみました。どきどきしながら。 中国政府が反日感情を故意に植え付け、人民をコントロールしている部分は否定できない部分だし、実際の犠牲者数や写真の確実さを、日本政府が特定しようと努力して事実を明らかにする必要があると思うし。 天安門事件について政府批判をする彼は、政府が反日感情を植えつけようとしているのはその通り、とのことでした。 でも、「犠牲者数や写真で政府が嘘つく必要がないから、それはありえない」とのこと。 いや、でも被害者の数が多い方が、中国に有利でしょ? 外交も有利にいく場合もあるかもしれないし、戦後補償も多い方が国の財政としては嬉しいし・・・。 中国は日本から金なんてもらってない、との彼の主張に、 いやでも、ODAが、実質補償金として国家間で取り決められたみたいだよ、と言うと彼はODAの存在を知らない様子。政府はODAについて国民に教えてないみたいです。で、急いで彼は調べてはりました。情報規制されてないネット使って。ちなみにこの議論、何度も言うけどチャットで4時間です(涙) そして彼は一言、「ローンだろ!借りてるだけやん!」 なんか、その言い草にかっちーーん! なら、いーまーすーぐーかーえーせーーーーーー!!!!みたいな。子供の喧嘩か! ね、犠牲者数とか残虐性が高い方が国にとって有利でしょ?と説明をしてみたけれど、力不足。 「No needだ!なんで分かってくれないんだ!」と必死に訴えられるも、「なんで政府を信用してない」ってスタンスをとりながら、そこは受け入れられないんだろう、と私もハテナマークだらけ。 え、なんでそこだけは政府を全面的に信用できるん???と。 脳みそ使って考えてみろ、といわれ、うるさいわ!みたいな(笑) 感情的にはなりませんでしたが、脳みそ使え、ってなんちゅう失礼な話や、とは思います(笑) 「この写真を見てみろ!」って言われ、写真付きHPを見せられ、いやだから、この写真の信憑性を今議論してるんやろ!?と、「見えませ~~~ん~~~」と応えるも、写真を見てみるとちょっと「うっ」ときました。子供やら女性やら、すごい写真ばかりで、こんなもん教科書にいっぱい載ってたら、日本嫌いにならへん方がおかしい、と。 日本軍に皮をはがれた写真とかも教科書には載ってるらしいですし…。その写真が本物かどうかは置いといて。文字通り、そんなもん子供に見せるんは教育に悪いです。 そんなこんなであーだこーだ。どーだこーーーだっ。 最後はなんか、なんでうちらこんなに国同士のことでヒートアップしてんのやろ、と笑えてきました。 彼の結論は、お互いの国の政府が悪いよね、とのこと。 うちらは関係ないよね~みたいな。ええっ、ここまでヒートアップしといてそれ!?笑 何の解決にもなってない結論やんとは思いましたが、それでも中国人に本音をぶつける、という経験は初めて。 思いをお互いぶつけることで、今まで見えてこなかったものが見えた…気もしますし、別にそんなもん見えてないような気もします。 ただ、自分にとっては大きな変化でした。中国に対して溜まってたストレスも若干発散されました。彼の日本へのストレスも発散された事、間違いないです。脳みそ使え!とか言うてる時とか、すっごいスカッとしたはずです(?)くそー いつ解決するのかなーこの問題。長いなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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