韓国ド田舎ライフのすすめ

こちら韓国では、明日５月８日は父母の日です。

父母の日には、やっぱり韓国でもカーネーションを贈りますが、日本のようにただ花束のものを贈るのではなく、コサージュ形のものや、かわいい花かごになっているものを贈ったりします。

それで、父母の日ともなるとお花屋さんはてんてこまいとなります。２～３日まえから「コッバグニ（花かご）」の準備を始めます。

私の知っている方がちょうどお花屋さんをやっているので、今日はそのお店を手伝いに行って来ました。

私もいちおう「ヨジャ（女）」なので、お花は大好きです。

でも、お店で買うとお花ってとっても高いですし、残念がながら我が家には、ダイニングテーブルなどお花を飾るスペースが全くないため、めったにお花は飾りません。

たまに机の上に、裏山に咲いているかわいい野花を摘んできて飾るぐらいでしょうか。（ああ、早くお花を飾れるスペースを確保したい！）

それで、ずいぶんお花とは疎遠になっていたのですが、お花屋さんのお手伝いをしながら、たくさんのきれいなお花に囲まれて、とっても幸せな時間を過ごすことができました。

やっぱり、自然とか、きれいなものに囲まれていると心が喜ぶものなんですね。

見本のとおりに花かごにお花を差してゆくんですが、これがすごくおもしろいんです。私のほかにも何人かお手伝いに来ていたんですが、同じ花材をつかっていても、各者各様でほんとうに個性が出ていて、思わず笑ってしまいました。（しかも見本もちゃんとあるのに。）

それに、枝をチョッキンと切るときの、あの快感。バランスを考えながらひとつひとつお花を差してゆく、なんともいえないあの落ち着いた時間。

時間がなくて、ほんの数時間だけのお手伝いでしたが、自分にとって本当に心のなごむ優雅な時間でした。