家庭菜園デザインノート

2018/06/13(水)00:00

新聞紙を使ってサツマイモの苗を確実に活着させる方法

サツマイモ(15)

私は、毎年サツマイモは雑草対策のためマルチ栽培です。定植後、除草作業がほとんど必要のないマルチ栽培は、作業時間の短縮を目指す私にとって切っても切れない栽培方法になっています。 サツマイモのマルチ栽培で特に問題になるのは、苗の定植後晴れの日が続くと、サツマイモの葉がマルチに触れて枯れやすく活着しにくいことがあげられます。例え、毎日苗に水遣りをしても、葉がマルチに触れると直ぐに海苔のようにパリパリになります。サツマイモの苗が活着しないと、苗を再度ホームセンターなどに買いに行く必要があり、結果的にモチベーションの低下につながります。来年は、サツマイモのマルチ栽培はやめようと思われる方も多いのではないでしょうか? 私の場合、最近、サツマイモの苗は色々な品種をネットで購入しており、一度枯らしてしまうと取り返しのつかないことになります。 そこで、以前の記事「​サツマイモのマルチ栽培で苗を活着させるポイント​」でアップした通り、サツマイモの苗の活着については、最善の注意をはらっています。スムーズな活着はサツマイモの肥大につながるので、是非とも活着させるテクニックは身につけたいもの。家庭菜園を始めたころは、よく苗の活着に失敗した苦い経験があるのですが、ここ最近は活着させるコツをつかんできたので、それほど苦手意識がなくなってきました。  ところが、ネットでサツマイモの苗を購入すると、よく経験するのが・・・写真のような苗が細くて葉が小さい、そしてち徒長気味の、いかにも活着しにくいであろう貧弱な苗との遭遇。確かに貧弱な苗を定植してみると、苗の活着率が悪くなります。ネットでの購入ですから、こればかりは避けられません。苗を売っている業者としては、沢山の品種の予約の苗を確保することで大忙しだと思います。なので、いかにも活着しにくそうな苗でも、確実に活着させる方法を探していました。  そこで、注目したのが苗の活着率を上げる方法として新聞紙を使う方法です。参考書などで新聞紙を使う方法を見かけたことはありませんが、ネットでは新聞紙を使って活着させる情報が若干あるようです。今年は、私なりに、活着させるポイントを押さえつつ、プラス新聞紙を使う方法を実践してみました。 まずは、上の写真のように新聞紙を8等分します。  次は、その新聞紙に切り込みを入れます。短い苗だと、切れ込みは横長の中央に・・・長い苗だと、切れ込みは縦長の中央に切れ込みを入れると良いみたいです。  そして、切れ込みを入れた新聞紙を、定植してあるサツマイモの苗おマルチの間に挟み込みます。こんな感じで挟んでも風が吹くと新聞紙が飛ぶことがあるので、写真は撮り忘れたのですが、新聞紙を挟んだら切れ込みにテープを貼って飛ばないようにするといいようです。  こうやって、新聞紙を挟む作業はそれほど時間がかかるものではありません。 さて結果はどうだったのか・・・  定植後、炎天下の日も多かったのですが、見事活着してくれました。この方法はなかなか使えるテクニックのようです。 新聞紙は強い風が吹くと飛んでしまうことがあるので、もう少し改善の余地はありあそうです。  新聞紙を使った方法で結果は見事活着率100%。サツマイモのマルチ栽培をぐっと身近にしてくれるテクニックだと確信しました。 活着してしまえば、あとは数回の蔓返しと秋の収穫作業のみです。サツマイモの収穫ぐらいは楽したいですね^^ サツマイモのマルチ栽培で苗の活着に苦しんでいる方、是非一度お試しください。   今日も最後までブログを読んでいただきありがとうございます。 家庭菜園を通して皆様が幸せになれますように。 家庭菜園のブログランキングに参加中     「この日記いいね!」と感じたら2つのバナーをポチポチとお願いします!

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