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カテゴリ:アウトドア・旅
12月26日。
フェアバンクスで迎える朝。 真冬のアラスカの日照時間はとても短い。 ほとんどが暗闇の世界かと想像していたけれど、 朝9時、空はうっすらと明るくなってきて、 群青色から薄黄色へと、美しいグラデーション。 幻想的な空の色が、絵本の世界みたい。 ** ホテルを出発し、奥へ、奥へ。 途中、トナカイ(!)の飼育場で車を止める。 ふりかえると、大きな大きな、あたたかいオレンジ色の朝日。 どーんと背中を押されて雪の上に倒れると、 冷たい雪がいい気持ち。 パウダースノーを手にとって、目の前でさらさらとこぼしてみる。 雪のつぶ、ひとつひとつがオレンジ色に、キラキラに輝いて、 とってもきれい!! 雪って、白だけじゃないんだ。 ** アラスカ大学博物館は、小高い丘の上にたつ。 中には、星野道夫さんの写真や、 アラスカの動物たちの剥製などなど たくさんのものが展示されていたのだけれど、 10分も見ないで、私は外へ。 だって、丘からは一面の雪景色! 広がる大地も、林も、みーんな雪に覆われて真っ白で、 そのすべてが日に照らされてキラキラしてる! 雪の上をざくざく歩いて、 林を抜けて、 木の枝につもる雪越しに太陽を眺めたり、 ただ、雪の上に座って、眼下の景色にみとれたり。。 なんてぜいたくな時間。 なんて輝いた世界。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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