絶対安静の入院生活が始まり数回の出欠をくり返しながらも頑張ってきて二週間、23日の出血をきっかけについに限界が来てしまいました。この出血は、胎盤から出て来ていて、本来なら赤ちゃんにいくもの。入院前から警告出血を繰り返す事すでに五回目。今回は少量ではあるが翌朝になっても出血は止まらず、もぅいつ大出血になってもおかしくない状況。
第一目標にしていた、赤ちゃんの体重が1000g位になると言われる28週にちょうど入ったばかりの8月24日、朝の診察で緊急オペが決定し、お昼過ぎに、帝王切開で出産しました。旦那の両手のひらにすっぽりおさまる位の極低体重児、1033gの小さな小さな赤ちゃんです。NICUで頑張っています。
私の方は、全前置胎盤と言う事+胎盤の癒着も疑われ、大出血+子宮の摘出+輸血が予想されて、緊急オペ+妊婦+特殊な症例と言う事で、手術室には総勢15人ものスタッフが集まり、私は不安と恐怖でいっぱいでした。が、心配されていた胎盤の癒着もなく、出血も少なく済み輸血どころか貧血にもならず、術後の経過も順調です。あんなに頑張ったのに、こんなに小さく産む事になってしまうなんて…。術後は旦那にも赤ちゃんにも会いたいなんてとても思えず、ただショックで何も考えられませんでした。今は精神的にもだいぶ落ち着いて、前向きな気持ちになってきています。
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Last updated
2006年09月09日 22時49分11秒
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