歌 と こころ と 心 の さんぽ

2015/10/26(月)09:15

 ◆ ドラマはチームワークの結晶

一日一首(550)

♪ それぞれが阿吽の呼吸 三十余の駒が動きてワンシーンなる‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  昨日の中京TVスペシャルドラマの撮影はなかなか面白かった。エキストラとして2つのシーンに、ほんの少しだけ(リアル感を出すための添え物として)参加してきた。  市の広報担当者の運転する車で、ADと一緒に撮影場所の岡田東のバス停へ。しばらく待って翔陽高校での撮影を終えたスタッフがバスを伴ってやって来た。女子中学生役の3人はこの翔陽高校の演劇部員だとかで、ほとんど別行動だ。  バス停に停めたバスに乗り込んで、先ず最初の待機。主人公の女学生が先生と一緒にバスを降りるシーンの撮影が始まる。降りてから歩き出すシーンもカット割りで別撮りだ。 中央がヒロインの女子高生  エキストラ4人は、バスの中からじっと眺めているだけだ。    続いて妊娠して大きな腹をした主人公(女子高生)が、通りを歩くシーン。女子中学生とすれ違うところ、上手くカーブになっている場所を利用してフレームアウトするカメラワークだ。その背景に散歩する男として、2度目の参加。 助監督  助監督の指示で歩くスピードやら仕草を何度かテスト。エキストラは「ヨーイ」の合図で先に動き出す。これは動きが不自然にならないための納得のセオリーだ。  総勢30人前後のスタッフがこまごまキビキビと動き回り、まさにチームワークであることを実感するが、誰が何のポジションでどういう役割をしているかはさっぱり分からない。  通りの真ん中でじっと俯くヒロインの撮影。その後ろを中学生が歩いていくシーン。あまり動きがないので撮影はすぐに終わった。  ここまで撮って昼の休憩となった。ロケ弁を「雅休邸」で食べる。当初、知多市が県の観光部署から撮影に使う古い家として提案したのがこの旧家だったらしいが、スタッフが岡田の街をリサーチ散策した時に旧伊藤銀行跡(舟橋家)が気に入り、古い町並みと相俟ってこの地での撮影が決まったのだとか。  公民館の駐車場で、バスの中でのヒロインの撮影。エキストラのもう一人の男性が乗車したが、ほとんど前の椅子の背に突っ伏した格好で撮っていたらしいが、外からは窺い知れない。外で待機して次の展開を待つだけだ。  そうしてやって来たのが、東海市と新しくオープンした西知多総合病院。ここのバス停で撮影することは最初から聞かされていた。バスを待つ客として並ぶのかと思っていたらそうでは無く、ヒロインが待つバス停のはるか遠くの通行人という設定らしい。    それで、3人が配置されて支持を待っていた。暫らくして、カメラを覗いた結果背景の通行人は必要ないという事になったらしい。キャンセルとなって待機。  風が強い中、独りでバスを待っているヒロインを撮って、この場所での撮影が終了した。 ロケバスの中で、びっしりと書き込まれたスケジュール表を確認する若いスタッフ  大勢のスタッフが甲斐甲斐しく動き回り、細かくカット割りされたシーンを次々と熟していく。ものを創造する仕事は、それがどんなものでも面白い。チームワークでやるものは、人を動かし纏める人間の力量も問われ、また別の要素が加わってくる。  今回参加してみて、皆さん終始穏やかないい表情をして動いていて、チームとして纏まっている証拠だろうし、撮影が順調な証しでもあるのだろう。われわれにもとても親切で丁寧に接してくれ、長い待ち時間も苦にならずに過ごすことが出来た。  楽しい職場を見せていただき、ありがとうと言いたい気分だ。  時間はほぼ予定通りで、4時頃に朝倉駅まで戻って来た。撮影はまだ終わらないらしく、赤ちゃんの出産シーンか何かと、夜景を撮るのだという。スタッフは今日も岡田に逗留し、撮影はまだ続くらしい。  「マザーズ 2015(仮)」の放送は、12月19日(土)の日中。ドラマの中には知多市の名前がしっかり出るらしいし、市内のあちこちで撮影しているのでそれらの場所を推量するのも楽しみだ。 ◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。 ◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。 ★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月) ☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行 ●「手軽で簡単絞り染め」

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