歌 と こころ と 心 の さんぽ

2015/11/13(金)23:16

 ◆ 民間がこの国を支えている

一日一首(550)

♪ 屋根瓦に降りて光れる朝つゆの閃きの珠たちまちに消ゆ「屋根瓦に降りて光れる朝つゆの」が「閃き」に掛かる序詞‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥  発明にしても歌にしても、閃いたアイデアはその時にちゃんとメモをしておかないと、直ぐに雲散霧消してしまう。  人の名前だって一度聞いただけではすぐに忘れてしまう。いつもメモ帳をポケットに忍ばせて、メモを習慣付けなければと思う今日この頃です。  アイデアと言えば、先日NHKTV(再放送?)で、一宮市の染色会社で電気を通すカーボンナノチューブを混ぜ込んだ染料を、如何にして糸に染着させるか苦労したという話をやっていました。  粘度が高く、持っているノウハウを駆使してもなかなか繊維の奥まで入って行かない。ある日、奥さんがガーデニングをやっているのを何となく見ていて、突然に閃いた。  早速そのアイデアを実行に移す。試行を重ねたっ結果、狙い通り上手くいったという。  それは、奥さんの鉢植えの手伝いをしていた時、大小幾つかの土を混ぜ、それを入れた鉢をゆすると大粒の土の間に細かい土がススッと入って行くのを見て「これだ!」と思った。  「揺する」というアイデア。今までそんな事考えたこともなかったがその時点で確信があったらしい。  粘度の高い洗液に、市販のマッサージ器を改良して振動を与えて染めたところ、繊維の奥までしっかりと入って案の定、上手く染まってくれたという。    成功者に「成功した秘訣は?」と聞くと、「成功するまで止めなかったことだ」という答が返って来る。  また、「天才とは、出来る事をやった人。凡人は出来もしない事をやろうとし、出来る事をしようとしない。」ロマン・ローランは言う。  この電気を通す糸で織った布は、様々な用途が考えられている。糸、布そのものが電気を通すのだからその簡易性、簡便性、軽量性、簡潔性など様々な利点がある。  電気を通すと全体が暖かくなる布団とか、カーテンや部屋の壁紙が暖房器具になるかもしれない。しかし、直接電気を通すために感電など安全性の面など乗り越える課題もある。(東海 NEWS WEBに掲載があります。)  最近、「下町ロケット」絡みで、日本の中小企業の優れた技術を紹介する番組も増えた。以前からある「和風総本家」とか、昨夜NHKで放送があった「超絶 凄ワザ!」とかそれぞれなかなか見ごたえがあって面白い。 ◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。 ◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。 ★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月) ☆短歌集「ミソヒトモジ症候群」円居短歌会第四歌集2012年12月発行 ●「手軽で簡単絞り染め」

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