2024/04/09(火)11:10
★ 人生100年時代。終活の発展形としてどう生きていくか・・
♪ 買うものは買ってしまったこの先はどんどん捨てていくばかりの日々
100歳まで生きたいとは思わないが、データーではこの先どんどん寿命が延びて、2050年ごろには100歳が50万人程度まで増加すると、厚労省は予測している。
2050年は、今から26年後で、その前年に私が100歳になるということ。あと10年でおさらばするつもりでいるのに、それから15年も生きるなんてあり得ない。以前はもっと早く逝ってもいいと思っていたのに1年があっという間に過ぎていく。 “一晩夢を見ていた” くらいの感覚しかない。10年なんて、映画「アラビアのロレンス」を観ている時間よりも短いくらいなもの。
2050年の65歳以上の高齢化率が40%に達するというから大変だ。女性が圧倒的に多く、12人に一人の割合で100歳まで生きるという。
長生きしても寝たきりやぼけ老人では意味がない。それで表を見ると「要介護5」になる人の数は、わずか2%だとある。高齢者全体で見てもわずか11%(2035年時点)というのがちょっと信じられない。
国立長寿医療センターのデータなので、多少は楽観バイアスが掛かっているかもしれない。「コグニサイズ」という認知症予防プログラムとやらで、その効果を調べるための20ヶ月間のカリキュラムを実施していたところだ。
私は左右の薬指の長さが人差し指よりも長く、「テストステロン」という男性ホルモンが多いタイプらしい。こういう男性は、低い男性よりも寿命が長い(2000年に『ネイチャー』に掲載されたエビデンスのあるデータ)傾向があるるという。
これはつまり、私は長生きする可能性があって、そう簡単には死なないということ。さも健康で長生きをしたいかのような、理想的な生活をしているので、そのツボにスッポリ嵌るかも知れない。
怠惰で無精でいい加減な毎日を送るのとは正反対の、真面目な生活をしている。それは多分、体力もあまりなくどちらかと言えば弱い方で、色々な病気を経験しているためだと思う。それで用心深くなっているのだろう。特大ポリープで胃を3分の2切除しているし、両目の網膜剥離、鼠径ヘルニア、数度の尿路結石、逆流性食道炎、平中頚嚢胞、扁平苔癬、いぼ痔、ヘルペスなど小さいけれど様々あってけっこう医療費が掛かっている。
長生きする人は、元気いっぱいで病気知らずの人とは逆の、何らかの病気を経験しているような人じゃないだろうか。それが却って長生きにつながっているんじゃないか。そうだとすると、私は本当は長生きするタイプなのかもしれない。
この尾畠春夫さんのように、その元気な体を社会のために生かす方向に舵を切って行くべきなのかもしれない。どうせ必ず死ぬわけだし、輪廻転生を信じていれば死ぬなんて怖くもない。
財産なんてものはなにも無いが、これからは捨てていく人生。大したことはできないが何もかもスッカラカンになって、煙の様に消えてなくなるのが理想と思う。
さて、こんな頭でっかちに何ができるか・・・。