輸血動物
ここに来てくれている人たちは知っているとは思うけど私の仕事はペットシッターです。だから毎日、色々な動物会っているんだけど・・・今日シッターした猫ちゃんのお話をします。この猫ちゃん、実は輸血用の猫さんでした。幸か不幸か血液検査の結果が悪く、殺されるところを保護団体に救い出され、譲渡され今の素敵な家族と一緒に住んでいます。彼の両耳には識別用の刺青が入っています。どうやって輸血用の猫ちゃんが病院などに連れてこられるかは私は分かりませんが業者さんが居ると飼い主さんは言っていました。この子はたぶんずっとゲージの中で育ってきたと思うのですが本当に性格もよく、明るく、よい子です。でも一歩間違えば殺されてしまっていた命でした。私達の医療や動物達の医療の進歩の為、そして私達の愛するペットを助けるために影でひっそり命を落としていく動物達が居ることを忘れてはいけないですね。できれば医療用廃棄物として殺さないで、役目を終えた動物には譲渡するなどして幸せに生きる道を作ってあげて欲しいと思います。色々難しい事や費用が莫大にかかるではあろうけど。また犬や猫を飼う人達もお金で買うのではなく、実験動物や捨てられた子などを人と上手に共存できるように社会化させたりトレーニングしてペットとして飼う事が支流というかステイタスみたいになってくると世の中も良くなるんだろうな~と思います。そんな施設などができたら絶対にお手伝いしたいです。無邪気に甘えるネコさんを見ていたら胸がぎゅっと痛くなりました。