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テーマ:癌(3513)
カテゴリ:ハラキリ女のつぶやき
メールをいただいた。
ご存じのように、私はこのブログのタイトルにも、ミクシィのコミュニティにも「ハラキリ女」を使っている。 帝王切開をされたというその方は「ハラキリ女」という名前を見て、心臓が凍ったのだという。(中味は非公開なので見られません) 「ハラキリ女は帝王切開して出産した女性への、差別用語のように使っている人が一部にいます。その点を知っておいてほしい。そのことをほんのすこし配慮してほしい」 主旨は、(ミスリードしていなければ)そんな感じ。 もちろん、一連の名前を変えろとか、配慮のないとんでもないヤローだ、とかいうお叱りのメールではなかった。だけど、どんと落ち込んだのも事実。 やっぱり微妙なニュアンスが伝わらない言葉だけの限界、インターネットの世界の難しさ。意外と小心者ちゃんなので、これで実は知らないうちに帝王切開した人を敵に回しちゃっているのかもしれない、とも思えてきた。 確かに「ハラキリ女」はちょっとびくっとしてしまうような、インパクトがある。たまたま開腹手術をした友人との会話から出てきた言葉だけど、私はこれだ、と思った。 この名称にすることで、広くいろんな立場からハラキリした人に呼びかけられるし、端的に「みんなで状況を受け止め、悩みを語り合おう。前向きに生きていこう」みたいなノリを表現できると思ったのだ。 おかげで病気別のコミュニティにはないひろがりがでてきた。 一部の理解のない人たちが蔑称として「ハラキリ女」を使うのなら、そんな負のイメージより、「ハラキリ女」といえばこちらの明るいノリがイメージしてもらえるように、がんばろうじゃないの。 そう思う。 だけど、この言葉で、とくに帝王切開された方がひどく傷ついたなら申し訳ありませんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年01月29日 19時40分51秒
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