太ももパツンパツン女が見放された日
さて、明日からメヒコ旅行。まだどのカバンで持っていくか決まっていない状況だが・・・難しいのは、温暖だけど高地だから朝晩は冷え込むというメキシコ・シティの気候。てなわけで先日、適当な服を探しに行くことになった。コストカッターのセイネンは「ノーモア・ユニクロ」を叫んでいたくせに、結局軍門に下った。コスト意識希薄なチューネンは「いまさらユニクロ?」と言っていたくせに、やはり軍門に下った。パンツを2本以上まとめ買いすればお得、という殺し文句に乗せられて。セイネンは1本選ぶのにあーでもない、こーでもない、と結局5本も試着を繰り返した。ようやく決まって今度は私の番。だが、しかし。ご存知のとおり、そのパンツのCMは松雪さんがやっている。1本選んで試着すると、鏡の前には松雪さんとは似ても似つかない、太ももパツンパツンのチューネン女が立っていた。笑えるほど似合っていない。でも念のため・・・第三者の率直なご意見を聞いてみよう。ひょっとしたら似合うと言われたりして。「やっぱり、変だよね」とカーテンを開けると・・・。いない。さっきまで前で立っていたセイネンが忽然と消えていたのである。そこには順番待ちするお姉ちゃんたちがいるだけだった。微妙な空間、微妙な間。慌ててカーテンをひいて、着替えた。試着室から出て、ようやく見つけると、「居たたまれなかったんや!」。気持ちはわかるが、2、3分ぐらい待っとらんかい!ムリなら最初から遠くで待っていてくれたらよかったのに。そうしたら太ももパツンパツンをひっそりと自分の記憶の中にだけ葬り去ることができたのに。(見方によっては哀れな姿を披露しなくてよかったのかもしれないけどさ)ユニクロ様、モデルはもっと普通の体型の人にしてください。よけいみじめになるだけです。。。