はれのひ写真 カメラマン菊田悠のブログ

今日はピアノ・エレクトーン発表会の写真を撮影してきました。

あー楽しかった！


親御さんは100％の確率で高画質のビデオをしっかり撮影しているこのご時世なんだけどね。

それでも先生としては生徒さん全員の舞台上の写真がほしいのですよね。

写真じゃないといけないのです。

その意義をひしひしと感じ取りながら、確実に平等にワタシは晴れ姿をカメラに収めるのです。

緊張して、興奮して、

プログラムを全部撮り終わると達成感が胸に広がり解放感がジュワジュワと溢れる…

なんて楽しい仕事なのか…！！

最高に幸せ。カメラマンするために生きてる！

って確信する。



カメラマンは確実に撮れば、相当報われる。

それが嬉しい。



カメラマンじゃない事してる日も多いワタシ。

そんな日にはね、こんなふうに報われることはないよ。

母親として居る日には、一番大切なことは日々食べさせて、生命を守り、健康と安全を守り、悪いことは悪いと叱り、良いことしたら褒めてあげたいけど絶えず何かやらかす子どもをほとんど褒める間もなくホウボウに謝り続けるだけの全然報われないお仕事。

(いや、長い期間の後に報われるだろうって事は期待している…！)

今取り組んでいることが、今、目に見える成果にならなくて当たり前で。


それは保育士の仕事もだいたい同じ。


今ワタシの働いている園は、保育士の数には余裕がある方だけれど、多い時は保育士一人あたりで6人の1、2、3歳児を保育する。
いつも事故、事件、ケガが起きないように自分はレーダーかってくらいキョロキョロ見回して安全を守っている。

「なくて当たり前」の保育中の事故。

置き去り、飛び出し、誤飲誤食、無呼吸、、、今日も防いでくれてありがとうございます。って、保護者にも上司にも言われたことはない。



子育てや保育はディフェンス的仕事で、ミスしたら評価が減点されていくイメージだけど、

カメラマンはちゃんとやれば、撮った写真が証拠として目に見えて自己肯定感を上げてくれて心にグッドボタンを連打されて加点されてる実感が持てるところが最高ー！しかも大失敗したとしても命に関わらない。



声を大にして言いたいのは、

乳児、幼児、子どもが一日一日「無事」に過ごせているのは、確実に、そのために全力で頑張ってる誰かのおかげです。


保育士さんも、保護者さんも、学校の先生も、

命を守ってくれて、みんな最強のお仕事😭