この花は
株式会社ハクサンというメーカーが開発した宿根アスター。
多分、クジャクアスターやシオン、ユウゼンギクなどの系統を持っていると思うのですが、メーカーのキャッチでは「分枝性に優れ、ガーデンマムのように一株で大きな株に仕上がります。分枝性がよいので4寸などの小鉢生産にも向きます」となっているように、本当に分岐力は優れているように思います。
ただ、その反面、株元や下部が分岐した茎や葉の陰になり、水やりが多すぎると蒸れそうで、それらから誘発する病気などが気にもなる。
また、この花の分枝性を生かして株一杯に花を付けるには、小苗から育てて自分で摘芯していくか、2年生株以上のすでに摘芯され樹形を整えられた株を購入する方がいいような気がする。
繁殖は挿し木で、ほぼ簡単に活着するみたい。
私は2株を小苗から育てたのですが、摘芯(ピンチ)するタイミングを各鉢で一週間ほどずらし、遅くピンチした方をやや半日陰のところに数日置いて成長を少しだけ抑制、早めにピンチした方は日向で管理して花芽を促進したところ、一株は9月初旬から花芽が付き始め、もうひとつは9月下旬になって花芽が付き始めました。
その為、一株が満開を過ぎた頃に次の株が満開になりと....。
近所のホームセンターではこの秋に3年生株の鉢植えが600円程で販売されていました。
撮影:2008年10月14日
撮影:2008年10月14日