2006/02/21(火)17:49
戦国自衛隊1549をみて
戦国自衛隊1549<<★★★☆☆☆☆☆☆☆>>
05年日本
監督:手塚昌明
出演:江口洋介、鈴木京香、鹿賀丈史
<<ストーリー>>
この日、陸上自衛隊の東富士駐屯地では対プラズマ用人工磁場シールドの展開実験を行なっていた。ところがその最中に想定外の暴走事故が発生、実験に参加していた的場1佐ら第3特別実験中隊が460年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。ほどなくして、過去への干渉が原因とみられる虚数空間ホールが日本各地に出現、現代を侵食し始める。やがて事態収拾のための組織“ロメオ隊”が結成され、的場の元部下・鹿島勇祐、事故を引き起こした神崎怜2尉らが参加する。事故と同じ状況をつくり出し、二度目のタイムスリップを敢行し1549年へと向かうロメオ隊。だが、彼らに残された時間は74時間27分。それを過ぎると現代には戻れなくなってしまう。そして、そんな彼らを思いもよらぬ事態が待ち受けていた・・・
<<感想>>
アメリカのつまんないB級SF映画をみているようでした。
原作を無視するならもっと徹底的にやればいいのに中途半端な感じ。
これを見る少し前にやっていたTVのよりは映画だけあって迫力があり若干マシだが、ハリウッド映画の迫力を見慣れている我々にとって、SF日本映画はどうしてもチャチイ気がしますね。
途中までは原作無視の設定を「どうなるんだ?」と楽しんでいましたが、中盤以降はメロメロ。。。。
特にラスト!
事情を知らない自衛官達の敬礼と江口洋介のさわやかな笑顔。
変なところだけアメリカ映画を真似したハッピーエンド。
見てて恥ずかしくなってしまいました。
チャレンジ精神は買いますが、角川60周記念だったら、もう少し考えてくれよと言いたい一作でした。