どっぷりレビュー

ラストはどちらかと島で暮らす。兄か弟か。
そこに辿り着くまでを、20話かけてすったもんだするドラマです。

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放送 : 2005.1.8 ～2005.3.13　[韓国SBS]
脚本 : キム・ギュワン
演出 : キム・ジョンハク
出演 : コ・ヒョンジョン、チ・ジニ、チョ・インソン、ハン・ゴウン、チャン・ヨン、イ・フィヒャン、その他
公式 : 「春の日」公式サイト 韓国SBS
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島の診療所で働く天涯孤独の女性ジョンウン（コ・ヒョンジョン）は
彼女の失語症を治した医師ウノ（チ・ジニ）の帰りを待っていたが
彼が途中で事故にあったことを知り、ソウルの病院へ向かう。
意識は戻ったものの記憶をなくしたウノを必死で看護するジョンウンに
ウノの異母兄弟ウンソプ（チョ・インソン）は次第に惹かれていく。

ベタベタな韓ドラのモチーフですが嫌いじゃないです。

コ・ヒョンジョンさんといえば、韓国ドラマの金字塔「砂時計」の出演を最後に
結婚引退し、10年後に離婚。この「春の日」が復帰作です。

イマイチこの人の良さというのが分からないんだけど
「やっぱりコ・ヒョンジョンだ！」という見出しが踊るくらいだから
韓国内の評価はいまだに高いのが分かります。

しかし、わたくし的には「やっぱりインソンくんだ！」でして
怒ったり泣いたりコロコロ変わる道化のような役を
真面目にできる若手は今、彼をおいて他に思い浮かびません（何様？）。

ストーリーは、事故で記憶をなくしたウノ（チ・ジニ）が
13歳の少年になる頃がわたくし的には面白さのピーク。

記憶が戻ってからは、どんどんテンションが下がり
ジョンウンが心変わりしたあたりではすっかり気持ちが冷め
残る楽しみは兄弟愛のみ。

そうそう、兄弟愛のドラマだと思って観れば幾分楽しめます。
少なくとも「星の金貨」とはまったくの別物だと思ったほうが
期待を裏切られずにすむかもしれません。やっぱり本家は偉大やね。

■日本人ファン向けに開かれた「春の日」ファンミーティングの記事はこちら


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