むしゅりや
今日、保育園に迎えに行ったときのこと。ゆーすけと同じクラスのゆきやくんのおかあさんと久しぶりにあった。ゆきやくんは、にしむらゆきやくんっていうのね。ゆーすけに聞くと、何回聞いても「むしゅりやゆきやくん」っていうわけさ。最初は「へー、そんな珍しい苗字もあるんやねぇ」なんて思ってたわけさ。そしたら、「むしゅりや」じゃなくて「にしむら」やん。大笑いしたね。そのことを、会ったら話そうと思ってたわけよ。それを思い出して、あのね、それがね、なんて話していたのさ。そしたらね、荷物を取りに行ってたゆーすけが、ものすごい勢いで走ってきて、「話したらダメ」って泣き叫んで、んで、目の前ですべって転んだ。あたしもびっくりして、なにがなにやらわけわからん。あわてて抱き起こすと、涙をポロポロ流しながら、「言うたらダメやったぁ~」ってほんとに泣いてる。どうやら「むしゅりや」っていうのは人に話したらダメだったらしい。そんなに泣くほど嫌だったのね。(苦笑)それからしばらく泣き続け、なだめるのに一苦労でした。