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カテゴリ:読書
これも上海で買ってきたもの。 匪我思存さんは去年4冊読んでいて、どれもなかなかの面白さだったので たぶんハズレはないだろうと思って書店で探しました。 が、書店では立ち読みされまくってボロボロの本ばっかりで、 やっと見つけた無傷の商品がこれだけだったのでこの《香寒》を買ってきました。 しかし、中国の書店って立ち読みされまくってページがもはやグレー色に 汚れてしまっている本を堂々と棚に並べているのよね。。。誰が買うの? というか、例えば同じ本が何冊も入荷した場合、一冊だけフィルム包装を破って 立ち読みするみたい。なのでどの本も複数ある場合は1冊だけ立ち読み用に 開封されていますよ。2冊開封されているのは見たことがありません。これ 暗黙のマナーなの?どういうマナー? で、立ち読み用の汚れた本は最後まで売れないからいつまでも1冊だけ棚に入っている。。。 そういえば《复而舟始》もボロッボロの本が一冊だけ置いてあったわ。 というわけで、本の内容。 父親と妹を事故で一度に失った官洛美。 絶望して生きる気力を無くした彼女に容海正という男性が 「君のお父さんと妹は言一族の陰謀により殺された。自分も言一族に恨みを持っている。 二人で協力して言一族に復讐しないか?」 と官洛美に近づきます。 そして官洛美は復讐のために容海正と「契約結婚」をして着々と言一族を破滅に 追い込んでいきます。 みたいな感じ。 個人的な予想は 「実は容海正が個人的な恨みを晴らすため、官洛美にウソを言って言家を 恨むようにしむけたんじゃないの?官洛美のお父さんと妹の事故も実は 容海正がしくんでいたりしてね(^_-)-☆」 ↑で私のこの予想は最終的にハズレだったのですが、その大どんでん返し!がちょっと インパクトが足りなかったわ。。。。 さささ~っと読んだので最終的に誰が一番ワルだったのか確認するのに 苦労しました(;^_^A とりあえず、これも匪我思存さんらしく安定の(笑)アンハッピーエンド。 でも《東宮》《来不及話我愛你》に比べたらいまいちパンチが足りなかったわ。 というかこの2作が突き抜けすぎなのかも。 そうは言っても男女の絡みの場面は夢中になれるので、そこはいい気分転換になるかも。 私の読書の目的は「ストレス解消のため」ですからね。 仕事で疲弊しているので休みの日まで「ためになる本」なんて読みたくないのよ。 というおばさんのひとりごとでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.12 00:29:30
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