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カテゴリ:読書
先週、《骄阳似我(上)》出版後10年を経て出版された《骄阳似我(下)》 を読みましたが何しろ《骄阳似我(上)》を私が読んだのは5年前なので 細かいいきさつをよく覚えていなかったので《骄阳似我(上)》を再読することにしました。 金曜日の朝30分早く出勤して始業時間まで読み、昼ご飯を10分以内で食べ 昼休み中読み、帰宅後、眠たくなるまで読み、土曜日の午前中に読み終わりました。 5年前に読んだ時より内容がくっきりと理解できました。 先週読んだ《骄阳似我(下)》に《骄阳似我(上)》の伏線回収的なやりとりが あったからかな? 5年前に読んだ時は庄序の行動がいまいち理解できなかったんですよね。 庄序。 この小説の主人公である曦光の大学の同級生。 学年一の秀才、高身長、ルックス良し、女子学生の憧れの的。 この庄序がとにかくとにかくとにかく寡黙な人なのよ。 あんたに感情はあるのかい?と問いたいくらい。 曦光が彼に告白した時も返事なし。 曦光がとある事件の犯人と疑われ、寮のルームメイトからつるし上げをくらっている時も 冷静に傍観。 偶然二人きりになった時(高考の付き添いの時)もま~ったく話が弾まない。 実は庄序は曦光が好きだったらしいんですけど、読者の私にもその気持ちがまったく 見えませんでしたわ。 そんなこんなで、大学卒業後、真正面から曦光に告白した彼女の上司の林屿森にさくっと 彼女を取られちゃうんです。 大学卒業して半年後、曦光が恋人(林屿森)を連れて同級生の結婚式に現れた時に 庄序は「裏切られた!」的な言葉を曦光に浴びせるんですよ。 大学の時には見せたことのない感情的な態度で。 「大学時代、私はあなたにずっと嫌われていると思っていたわ。今の彼ははっきり 私に好きと言ってくれる。それの何が悪いの?!」と返されて退場。 庄序…あんたそんなに完璧に気持ちを隠したら誰だって分からないよ…と、 思わず私も(心で)つぶやきました。「クール」って言っても限度があるよねぇ。 曦光の恋人・林屿森は元外科医(事故に遭い左手を負傷し離職)で資産家一族の 御曹司、高身長、ルックス良し、性格良しと、医学の道をあきらめたという過去エピソード 以外は非の打ちどころのない王子様的キャラクター。 庄序は母子家庭出身で母親は病気で入院していて苦労して大学に通っていた。 普通の少女漫画だったらおぼっちゃまの林屿森が脇役となるパターンなんですけどね。 というわけで、もしドラマ化されるとしたら(しないだろうけど)楊洋にはぜひぜひ 暗~いこじらせエリートの庄序役をやってほしいわ。なんだかぴったりな感じ(^-^) 《骄阳似我(上)》を読んだらまた《骄阳似我(下)》を読みたくなったので、明日から 持ち歩いてまた読もうと思っています(無限ループ?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.05.20 06:38:39
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