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コラム|メンタルボディケア【hashimoto.biz】ハシモトビズ

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カテゴリ:人類探求
ストレスと疲れの足し算と引き算


「今日は運動してカロリー消費したから、その分ビールを飲むぞ♪」
とか、
「今週は少し食べ過ぎだから、週末は運動しなくちゃ」
なんていうセリフよく聞きますよね。
これって、きちんと効果が出るんでしょうか?

今回はそんな話です。

果たして効果が出るのでしょうか?
私の考えですと、答えはNoです。
人の身体っていうのは、そういった簡単な足し算や引き算では
計れないもののようです。

実際、上にあったようなセリフを言う人ってどうでしょうか?
ダイエットするにしろ、効果が出ている人って稀な感じがしませんか?

人のエネルギー貯蔵と消費っていうのは、もう少し複雑に
なっているんですね。

貯蔵も消費も簡単に分けると第1タンク、第2タンク、第3タンクくらいまで
別れています。
第1タンクはすぐ使うもの、
第2タンクは少ししてから使うもの
第3タンクはいざというとき使うもの

こういう風に貯蔵され、また消費のときも同じです。

ということは、何日か過剰に摂取したカロリーおよび
栄養の種類によって貯蔵のされ方が異なるんですね。

第1タンクが活発な人は、食べたらすぐに消費しやすい人です。
第2タンクは20分くらい運動をした後に消費され始めます。

ということは、まとめて週末に運動しても、食べた分消費っていうのは
なかなか難しいわけです。

第1タンクで余ったエネルギーは第2タンクへ、
そして第2タンクにも余裕があれば、第3タンクへと
貯蔵されます。

第1タンクはすぐ消費されるので、ここが空になると
お腹が空くわけですね。

さて、週末に運動をするにしろ、その日にも当然食事は摂りますよね?
どうでしょう?週末に運動をしたとしても、
消費したカロリーが第1タンクだけだったとしたら…。

こうやって不要な脂肪がたまっていったりします。

人の身体は生命維持を最優先としていますから、
こういった構造があるわけです。


ストレスや疲れも、これと似ています。
しかし、より個人差があり、複雑すぎて理論的で
わかりやすい明確なご案内はできませんが、
今までの話と似たようなものだと考えてもらえば
わかりやすいかと思います。

人のストレスは記憶されることによって蓄積されます。

ストレスの場合、記憶に左右されるわけですが、
記憶の仕方に影響されるわけです。

人は記憶のするための心のポケットをたくさん持っています。
記憶は自動的にそのポケットに配分されて記憶されます。

実際にはそれまでに組み上げてきたニューロンの連結の強さや
クセに影響されると言われていますが、
イメージにすると、引出しやポケットを使うとわかりやすいので、
ここではそう表現させてもらいます。

一日のいろいろな出来事が、どこかのポケットに配分されます。
ということで、より分かりやすくて目立っている場所にあるポケットや
逆にわかりにくい場所にあるポケットに配分されるわけです。

より分かりやすくて目立っているポケットにある記憶ならば
より消化されやすかったり、ストレス解消の対象になりやすかったりします。
分かりにくいポケットは隠れストレスなんかになったりします。

今のはカロリー消費の話で言うと「第1タンク」と「第3タンク」でしょうか。

しかし、ストレスがやっかいなのは、「忘れることで消え去っていく」という
側面も持つことです。

要は目立っているポケットに入っているから消えにくいストレスや
目立たないポケットに入っているから忘却されるストレスなんかが
出てくるわけです。

精神的なものは、より足し算や引き算で計算できないわけです。

では、どうしたらいいのでしょうか?

まずできることは、「嫌なことには余りこだわりを持たないこと」です。
しかし、それができれば苦しまないよというように、どうしても反応して
しまうことは山ほどあります。

なので、どうしてもたまってしまうストレスに対しては
「リラックスしたり、気持ちよく集中できる」手段を
たくさん持っておくことです。

今まで述べてきたとおり、人のストレスのポケットは
やっかいです。だから、様々な手段を持っておくことです。

カウンセリングも一つの方法ですが、溜まったものを
まとめて処理することがなかなか困難なので、
できるだけ、日々の生活の中で少しずつ取り組むことです。

これが一つの秘訣です。

心と身体のアプローチ
心理カウンセリング&マッサージ&整体
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Last updated  2008.09.16 22:09:56
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