たどたどしい日本語☆
先日、ある方からニュ-スレターが届けられた。封筒部分に通信欄があり、そこにはこう書かれていました。*お世話になっております。先日は年賀状とおたよりありがとうございました。とり上げさせていただきました。○○○○(←この部分には名前が書かれていました)中を開けてみると、はすみんが以前出したハガキがそのままコピ-され掲載されていました。(名前を消して下さりありがとうございます)はすみんの書いた中味は・・・。○○○○様前略、年賀状とニュ-スレターありがとうございます。ずいぶんご無沙汰している私のことを覚えていて下さっただけでも本当にありがたいです。また封筒部分に手書きのメッセ-ジを入れられているのはさすがだと思います。(こういうお心遣いが嬉しいです)次号のニュ-スレターの届くのを楽しみにしています。今後ともよろしくお願いいたします。 蓮見玲拝 2005、1、18自分が出したハガキをこういう形で目にすることになろうとは思いもしなかった。正直、ショックだった。なんて、へたくそな文章なんだ!!日本人歴36年だろ(はぁ~ぁ)恥ずかしい。一昨年前からハガキや手紙を出すようになった。昨年、一番時間を費やしたのはこのハガキや手紙を書くための時間だったと断言してもいい。時間を費やしているわりには、あまりにもへたくそで、たどたどしい。本当のことを言えば、文章を書くことは一番苦手なんです。この楽天日記を書かせていただいていても、なんでこんな文章しか書けないの!!と、いつも落胆している。書いても、書いても気に入らず何度も書き直すことがよくある。そんな風にしか考えられなかったのですが、今日、護国寺にて開催された「わたしの同行二人ー五感でふれる弘法大師信仰」という講義を聴いてみて考えが変わった。人間は、言葉ありきだ。講師をされた塚田晃信(つかだこうしん)さんは昨今の携帯電話世代(現在の若者という意味です)のことを非常に危ぶまれていました。目を開けていても、見ていない(見ようとしない)。(周りにあるもののことです)機械と繋がっている相手は本当の話し相手なのだろうか。(メル友)お話を伺っていて、ふと思ったのは言葉を話す能力を与えられたのは唯一人間だけ。せっかくある能力も、使わなければ退化してしまう。(そんなのイヤだ!!)そして、最後におっしゃられていた言葉が特に印象深かった。周りの人に微笑んで、心を寄せ言葉を交わす、それが人としての行き方。(正確な言葉ではありません)どんなに、へたくそでも、たどたどしくても自分らしい言葉を奏でていこうと心に誓った。それでも気持ちは、ちゃんと伝わるものだと思うから。はすみんは、美しい言葉を使う日本人として生まれてきて本当によかったと思う。