ふくしま6次化ラジオ
今日のふくしまFM11:30からの放送分のブログです。画像はふくしまFM6次化ラジオの6次化ファームだっけ?から見られます。多分…天栄村 石窯焼き天然酵母ピザ体験をしてきました!!投稿日: 2016年3月2日 作成者: 6r水曜日のテーマは 「6ラジファーム シーズン3」です。農業体験を通じて、物を作る難しさや楽しさを体感し、食に関する興味を深めてゆこう!という企画です。今日は、天栄村にある幡谷自然農園に伺い、ピザ作り体験をしてきました。幡谷自然農園さんは、天栄村の山の中にあり、森を抜けていくと、一軒家のお家が見えてきます。そこが幡谷自然農園さんです。自身で、お米や野菜を作っているのですが、農家民宿や石窯焼き天然酵母ピザ体験も行っている農園です。H20年から農園をはじめ、H22年頃から、ピザ作り体験が始まったそうです。元々、ご主人が農業研修時代に、静岡で天然酵母でパンを焼いていており、その時に、パンを作る為に天然酵母を使うことと、イーストフードとかを使うのと何が違うのかを学び、天然酵母というのは、非常に体にいいものだということを学んできたので、ここにきたら天然酵母でパンを作ろうと思っていたそうです。幡谷自然農園さんでは、自分の田んぼで取れたお米を発芽させて、芽を出して、つぶして、そこに糖質を加えて、そこの酵母を増やすというやり方で天然酵母を作っています。玄米の酵母はつくるのに3週間かかるそうです。色んなもので酵母を作ってみたそうですが、玄米は温度をそんなに気にしなくても作れたし、作り直すにしてもお米農家なので作りやすいし、作り勝手がよかったので、私達にピッタリだ!ということで、玄米で酵母を作ったそうです。作り方を教えていただいた、幡谷壮太さん、秀美さん夫妻です。天然酵母でパンはできても、まさか、ピザができるとは思っていなかったんですが、奥様がピザも同じだというのでやり始めたのが、石窯焼き天然酵母ピザ体験が始まったきっかけだそう。ここで今日は、幡谷壮太さん、秀美さん夫妻に教えていただきながら、ピザ作りを体験させていただきました。 2本立っている棒の下に野菜があります!まずは、野菜の収穫体験から始まりたいところでしたが、雪をほって野菜を収穫しなければならなかったので、事前に用意していただいた野菜を切る作業から始めました。 用意していただいた天然酵母ピザ作りの材料は、・天然酵母のピザ生地・ピザソース・玉ねぎ・ピーマン・かぼちゃ・じゃがいも・黒豆・林檎・ゆで卵になります。早速、材料を切る作業です。まず、ピーマンを輪切りで切ります。たまに、縦に細く切る人もいます。とれたてのピーマンだと張りがあるので、スパーンと切りやすいんです。 つづいて、玉ねぎは皮を剥いて、縦半分に切ります。 根っこを切って、めに沿って縦にきります。かぼちゃとじゃがいもと黒豆は、事前に茹でて用意しておいてくれました。また、かぼちゃとじゃがいもは既に切ってくれていました。 今の時期のかぼちゃは柔らかくなってくるので、あんまり茹でちゃうととけてしまうそう。ちょっと歯ごたえがあるくらいのがいいとのことで、さっと蒸した状態のものを用意してくれました。 じゃがいもは、きたあかりでした。 卵もとれたてです!次は、茹で卵を殻をむいて、卵カッターで切ります。ちょっと日にちを置いた卵は、茹でた後、パラパラっと殻がむけるのですが、とれたての卵は、殻との間が引っ付いていて、茹でた時になかなかむけないので、とんがってない方に茹でる前に穴をあけると、茹でた後、殻をむきやすくなるそうです。 最後に、林檎を切ります。皮をむいて、縦にきりました。そして、30分ほどかけて野菜を切り終えた後、ピザ生地を伸ばす作業に入りました!! ピザ生地は、小麦粉 1kg、天然酵母 1kg、塩と砂糖をちょっと入れて作ったそうで、これで、直径30cmくらいのピザが約5枚分くらいありました。そして、天然酵母の生地は、クリーム色でお酒っぽい香りがします。天然酵母は酸味があるので、酸味が嫌いな人はあまり天然酵母は向かないけれど、好きな人にはこの程よい酸味が美味しいんだそう。いきなり生地を触るとべたついて手についてしまうので、普通、パンをやる時は粉をつけますが、今回はオリーブオイルを手につけて両手に伸ばして、生地を触ります。事前に作っていただいていた天然酵母のピザ生地を300g計り、ピザ生地を丸く形成します。中華まんのあんまんのような形です。300gで直径30cmくらいのピザ1枚分になります。 そして、丸くしたものを手で広げていきます。めん棒で伸ばすやり方もあるのですが、すぐに生地自体が縮もう縮もうとしちゃうので、伸ばしても伸ばしても縮んでしまって大変なので、手で伸ばした方が早いです。伸ばす時は、まわりの縁は厚くし、中は薄くします。火の勢いでかなり膨らむので、ふち以外は結構薄めに伸ばします。伸ばし終わったら、お好みの量のピザソースを塗ります。ピザソースは、トマト、玉ねぎ、にんにく、バジル、オレガノで作ってくれたソースになります。このピザソースだけを食べても、パンにつけて食べても美味しいですよ!そして、ピザソースを塗ったところに、お好みの量の玉ねぎ、かぼちゃ、じゃがいも、林檎、黒豆(幡谷農園オリジナルオリーブもどき☆)、スライスした茹で卵、ピーマンをのせます。具を載せる時は、注意が必要です。林檎は水っぽいので、焼いていると水が出てきてしまい、林檎の下が焼けなくなってしまします。まんべんなく火を通すには、野菜同士もなるべく重ならないように置かないと、下になってしまった野菜は上の野菜の水分で半やけになってしまいます。なので、なるべく具同士が上下に重ならないように乗せ方も気をつけました!!夏は、じゃがいも と かぼちゃが取れないので、トマト、ピーマン、ブロッコリー、茄子がのるそうですよ!また夏場は、バジルとか葉っぱ類を一番上にのせる方が多いそうですが、石窯の温度がかなり高いので真っ黒になってしまいます。なので、なるべくチーズの下に焦げやすいものは隠した方が良いそうです。そして最後に、ピザチーズをたっぷりのせます。チーズを乗せたら、オーブン用の天板に乗せて、石窯に移動します。窯の中には薪が入っており、燃やし暖めてありました。そこに、ピールという、お好み焼きを食べる時に使うへらを長く大きくしたようなものを使って石窯にピザを入れます。ピザは300度くらいの熱さで焼きます。300度になるので、冬でも蜃気楼のように奥が揺らいで見えます。ピザは焼いて乾かすイメージなので、入り口に蓋をしないで焼きます。逆に、パンは湿度が大事なので、水を入れて水蒸気を逃さないように蓋をして焼くんだそうですよ♪ 石窯に入れてからはすぐに焼けます!この時は3分くらいで焼き上がりました。これでピザの完成です!! お好み焼きのようなふわふわ感に焼きあがりました。生地の伸ばしが少し足りなかったのかもしれません・・・。焼きあがった時は、ピザソースのトマトとにんにくの香りがフワッとして、食欲をそそりました♪ 石窯焼き天然酵母ピザ体験の申し込みですが、農作業をしていることが多いので、メールで予約をしていただいた方が確実に連絡がとれます。体験料は、大人1人2000円です。子供の料金についてはお問い合わせください。収穫体験もあるので、必要であれば、長靴と軍手を持っていってください!奥様の秀美さんは天然酵母でパンを作っており、道の駅 季の里天栄 や、須賀川市農産物直売所「はたけんぼ」で販売しています。天然酵母を使ったパンに興味がある方はぜひ、食してみてくださいね♪そして、とっても楽しいので、みなさんもピザ作りを体験してみてくださいね☆なお、住所を打ち込んでナビに出てこない時は、後藤という集落(岩瀬郡天栄村牧之内後藤)を目指して行ってみてください!!農家民宿をやっている場所でピザ作りを体験させていただきました。『 幡谷自然農園 』住所:岩瀬郡天栄村牧之内大暗16Mail:hataya-nouen@lily.sannet.ne.jpTEL:0248-82-2592HP:http://plaza.rakuten.co.jp/hataya2005/ HPはここからカテゴリー: 6ラジファーム シーズン3, 水曜日 パーマリンク