音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

2007/02/13(火)22:46

南郷サマージャズフェスティバル

ジャズ(982)

 毎年恒例の青森県南郷村のジャズ祭り行きました。今回は家族がみんな都合が悪く、行くかどうか迷っていましたが、結局一人で行ってきました。  行くときに、南郷のインターチェンジで、パトカーが止まっていて、それに気を取られて、出口ではなく、八戸へ行く方に行ってしましました。結局八戸からUターンしました。そのパトカーは最初パトライトを回して、追いかけて?来ましたが、いつの間にか見えなくなりました。おかげ?で約15分のロス。仙台での出来事がまったく教訓になっていないです。  ところで、演奏ですが、いつもなら3時開始なのが、今回は出演者が多いせいか、2時開演となりました。また、リハーサルを見せるということで、約30分開場が早まり、おかげで飯を途中で止めて、並ばなければならず、少し腹立たしい気持ちがしました。  出演は地元八戸のアマチュア・ビッグバンド、マヤ、ライアン・カイザー5、日野皓正5、マリーナ・ショー、それに地元のピアノ2人でした。  八戸のビッグバンドはアマチュアながら結構良くて、特にASAXのご老体のソロがいかしていました。また、女性ボーカルも2曲ほどあり、これも良かったです。  2番目は最近メジャーデビューをしたマヤのボーカル。最近出た『maya』というアルバムの中からの選曲で、小粋でキュートな味わいがなかなか良かったです。ステージ映えのする容姿で、これから人気が出ていく気がします。ボサノバを得意としているせいか、ポルトガル語で歌う曲がやたら多かったです。ただ卒業写真をポルトガル語で歌って、アマポーラを日本語で歌うってのはちょっと変な感じでした。  3番目は最近SJのゴールドディスクが出たばかりの、ライアン・カイザー5で、そのアルバムからの曲(チュニジアの夜~プレイズ”ア・ナイト・アット・バードランド”)でした。演奏はさすがという感じでしたが、すごく暑くて見る見るうちに、顔が赤くなっていくのが判り、ちょっと気の毒だと思いました。ただ、ライアン君とドラムの方がサンダル履きだったのは、ちょっとね~。  日野5は去年出たアルバムの曲中心でした。去年も別なところで聞きましたが、グループとして遙かにまとまりが良くなっており、とても良い演奏だったと思います。ライアン・カイザー5の演奏と比較すると、まさに親子ほどの違いを感じました。61才にしてこのパワーはすごいです。  マリーナ・ショーの出番はパスして、会場で買い求めたライアン・カイザーの新譜を聴きながら帰りました。私の好きな『ワンス・イン・ア・ファイル』が入っていましたが、これを会場でやってくれたら嬉しかったのにと思いました。  今回は、大変暑く思いっきり日に焼けてしまいました。ミュージシャンにとっては、とてもつらい環境ではなかったんじゃないでしょうか。そう思うと、カイザー君にちょっと同情したくなりました。  今回は15周年記念ということで、お客の入りも久々に5000人を越えたそうで、まったくご同慶の至りです。今後も、すばらしいミュージシャンを紹介して戴けることを期待したいです。 1.ワイルド・ウインド・ビッグ・バンド 2.マヤ(vo) 松尾明(ds) 小林裕(p) 蔦田憲二(b)    キヨシ小林(g) 3.ライアン・カイザー5   ライアン・カイザー(tp) グラント・スチュワート(ts)   サム・ヤヘル(p) ジョン・ウェブ(b)    ジェイソン・ブラウン(ds) 4.ピアノ&ピアノ   チャーリー・バーキンシャー、秋山実希(P) 5.日野5   日野皓正(tp) 多田誠司(ASAX) 石井彰(p)    金沢英明(b) 井上功一(ds) 6.マリーナ・ショー(vo) デビット・ヘイゼルスタイン(p)   ジェフ・チェンバース(b) レニー・ロビンソン(ds)

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