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音楽雑記帳+ クラシック・ジャズ・吹奏楽

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bunakishike

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2012年01月12日
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 先日突然ホルンを再開した旨をブログに書きました。
 
昨日も30分くらい吹いたのですが、最初の日と違って違和感が薄れていました。

いまのところ、これだったらなんとかなりそうだという感触があります。

ところが、吹いているときに楽器の不具合を思い出しました。

それは第2ピストンの抜差管が動かないのと、第2ピストンを駆動するアームのジョイント部分のワッシャーが一枚なかったことです。

抜差管が動かないのは、中断の少し前からの症状でしたが、ワッシャーがないのはもちろん最初からでそれを放置していた自分が悪いのです。

それで、抜差管の修理は近所の楽器屋でもできるのですが、ワッシャーをいれるのは製造元でなければならないと考えて、メーカーに連絡を取ろうと思いました。

私が買ったのはアトリエ・ハーローという東京の工房で作られたものです。

たしか1999年に購入していますから、12年ほどたっています。

ただ、実働したのはその半分いかないと思います。

当時はホームページがあったような記憶があったので、ネットで検索しました。

ところが、引っかかったのは違うサイトでした。

それは工房を主催していたKさんが、預かっていた楽器を質に入れたり、楽器を返さなかったりして、都合3000万円ほど顧客に損害を与えたという内容でした。

夜逃げしたため、工房の設備は失われ、当人の行方も分からないらしいです。

思わぬ展開に驚きました。

私が買うために移転前の工房に行った時は、小さな町工場よりももっと小さい工場とも言えないところで、従業員も2人くらいしかいなかったように思います。

しかし、そこで作られた楽器は素晴らしいもので、ウイーン・フィルのトップのストランスキーが気に入って、演奏会で使っていたことを覚えています。

そんなところがこうなるとは全くびっくりしてしまいます。

まあ、ウインナ・ホルンなんて、よほどの物好きしか買わないわけで、それで商売していくのは当時もかなり大変だったと思います。

私がアトリエハーローを知ったのは、アマ・オケで一緒に吹いていた方がハーロー製の楽器を吹いていたことに感化されたからでした。

結局、工房にはその時行ったきりでしたが、そこで楽器を吹かせてもらって、音の素晴らしさや抵抗感のなさで、購入を即決してしまったことを覚えています。

当時、アトリエでナチュラル・ホルンを自分で作るという企画が行われていて、参加していた方の記事をホームページで見ていました。

なかなか粋な企画で、私もやろうかなとも思ったのですが、休みの日は帰っていましたので、結局は踏ん切りがつきませんでした。

確かにK氏の行ったことは犯罪ですが、個人的には彼の腕を惜しむものです。

その後の続報が見当たらないので、どうなったか分かりませんが、自首して、再起してほしいと思うのは私だけではないと思います。







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Last updated  2024年07月10日 17時34分59秒
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